

2026年5月14日
令和8年度 埼玉県林業技術者育成研修 の受講生を募集しています。
これまでの記事では、研修の概要や、基礎研修・特別教育・実践研修の3本柱について紹介してきました。
今回は少し視点を変えて、
この研修は、他の短期講習や林業大学校と何が違うのか
という点についてお伝えします。
もちろん、他の研修や講習にもそれぞれ役割があります。
短期講習には、必要な知識や資格を集中的に学べる良さがあります。
林業大学校には、長い時間をかけて体系的に学べる良さがあります。
その中で、令和8年度 埼玉県林業技術者育成研修は、
短期講習ほど浅くなく、林業大学校ほど長期でもない、40日間の実践型・就業直結型研修
として位置づけることができます。
大切にしているのは、技術を教えて終わりにしないことです。
林業を“体験”で終わらせない。
就職し、現場で安全に働き続ける力を育てる。
これが、フォレストカレッジがこの研修で大切にしている考え方です。
林業研修というと、チェーンソーの使い方や伐木作業を学ぶ場だと思われるかもしれません。
もちろん、それは重要です。
チェーンソーを安全に扱うこと。
刈払機を正しく使うこと。
伐倒方向を考えること。
受け口、追い口、退避場所を確認すること。
玉切りや枝払いを安全に行うこと。
これらは林業の現場で欠かせない技術です。
しかし、林業の仕事は、それだけではありません。
現場で働くには、朝の準備、道具の点検、仲間との声かけ、報告・連絡・相談、安全確認、現場での判断力が必要です。
さらに、山の地形を読み、木の状態を見て、危険を予測し、自分だけでなく仲間の安全も考える必要があります。
つまり、林業人材を育てるということは、単に技術を教えることではありません。
現場で安全に働き続けられる人を育てること です。
フォレストカレッジの前身である NPO法人森林活用研究会こぴす は、これまで林業分野の職業訓練に取り組んできました。
厚生労働省の基金訓練、求職者支援訓練、埼玉県職業訓練センターでの林業研修など、林業を仕事にしたい人を育てる現場に関わってきました。
職業訓練は、教えて終わりではありません。
受講して終わりでもありません。
大切なのは、研修で学んだ人が、実際に就職し、現場に入り、そこで安全に働き続けられることです。
林業の現場は、簡単ではありません。
暑さ、寒さ、傾斜、足元の悪さ、重い道具、危険な作業、現場ごとの人間関係。
そうした中で働き続けるには、技術だけでなく、心構えや現場への適応力も必要です。
フォレストカレッジが大切にしているのは、そこです。
令和8年度 埼玉県林業技術者育成研修は、令和8年7月11日(土)から12月13日(日)までの間に、全40日間で実施されます。
受講料は無料。
募集人員は12名です。
この40日間という期間には意味があります。
数日間の短期講習だけでは、林業の全体像や現場感覚まで身につけるのは簡単ではありません。
一方で、1年制・2年制の林業大学校に通うには、時間的・生活的なハードルがあります。
この研修は、その中間にあります。
短期講習ほど浅くない。
林業大学校ほど長期ではない。
土日を中心に、転職や就業を考えながら学べる40日間。
林業に本気で進みたい人が、現場に立つための準備をする研修です。
令和8年度 埼玉県林業技術者育成研修では、林業の仕事に必要な内容を、大きく3つに分けて学びます。
基礎研修では、林業経営、安全管理、測量、3次元測量システム、高性能林業機械シミュレーター、林業現場見学などを行います。
林業は、いきなりチェーンソーを持って山に入る仕事ではありません。
まず、森を知ること。
山の状態を見ること。
木の育ち方を考えること。
地形を読むこと。
安全に作業するための段取りを考えること。
この土台があって、初めて現場作業につながります。
特別教育では、チェーンソー特別教育と刈払機安全衛生講習を行います。
修了者には修了証が発行されます。
チェーンソーも刈払機も、便利な道具です。
しかし、使い方を間違えれば重大事故につながります。
この研修では、資格取得を目的にするだけでなく、現場で事故を起こさないための安全教育を重視します。
チェーンソーを使える人ではなく、チェーンソーを安全に扱える人を育てる。
ここが大切です。
実践研修では、チェーンソースキルアップ、チェーンソーの分解・組立、伐木造材作業実技、安全衛生、救命講習などを行います。
チェーンソーの分解・組立を通して、道具の構造を知ることも大切にしています。
道具の仕組みを知らずに使うのと、仕組みを理解して使うのとでは、安全意識が変わります。
また、伐木造材作業実技では、玉切り、受け口づくり、枝払い、伐倒練習などを段階的に学びます。
救命講習も行い、修了者には修了証が発行されます。
事故を起こさないことが第一。
それでも万が一のときには、仲間を助ける知識も必要です。
林業の現場で必要なのは、技術だけではありません。
挨拶。
報告・連絡・相談。
時間を守ること。
道具を大切にすること。
仲間の作業を見て動くこと。
危険を感じたら声をかけること。
こうした職業人としての基礎も、現場ではとても重要です。
林業でつまずく原因は、チェーンソーの技術だけとは限りません。
現場の人間関係。
作業の段取り。
先輩との距離感。
分からないことを聞く力。
危ないと思ったときに止まる勇気。
そうした力がなければ、せっかく技術を学んでも、現場で長く働くことは難しくなります。
だからこそ、フォレストカレッジでは、林業技術だけでなく、現場で働き続けるための基礎力 を大切にしています。
フォレストカレッジには、もう一つ大切にしている視点があります。
それは、森に価値をつける という考え方です。
林業は、木を伐るだけの仕事ではありません。
森を整えること。
木を活かすこと。
地域資源として使うこと。
人が森に関心を持つ入口をつくること。
安全に山と関わる人を増やすこと。
フォレストカレッジは、ログハウス建築、森林活用、自然体験、安全教育などにも取り組んできました。
その経験があるからこそ、林業を単なる伐採作業としてではなく、森をどう守り、どう活かし、どう地域の価値につなげるかという視点で考えています。
これからの林業には、木を伐る技術と同じくらい、森を活かす発想が必要です。
令和8年度 埼玉県林業技術者育成研修の募集人員は 12名 です。
大人数ではありません。
しかし、林業の実技では、この少人数であることが大きな意味を持ちます。
チェーンソーの持ち方。
足の置き方。
体の向き。
退避場所の確認。
声かけ。
周囲の見方。
道具の扱い方。
こうした細かい部分は、事故防止に直結します。
少人数だからこそ、一人ひとりの動きや理解度を見ながら指導できます。
林業では、ほんの少しの油断が大きな事故につながります。
だからこそ、細かいところまで見ることが大切です。
令和8年度 埼玉県林業技術者育成研修は、次のような方に向いています。
林業は楽な仕事ではありません。
しかし、森と人をつなぎ、地域の山を未来へ残す大切な仕事です。

受講を検討している方に向けて、説明会を予定しています。
令和8年6月7日(日)13:00より
YouTubeライブで開催予定です。
令和8年6月14日(日)13:00〜15:00頃
現地説明会では、研修内容の説明に加えて、希望者は実習地の見学もできます。
林業は、現場を見てこそ伝わる仕事です。
実際の研修場所や山の雰囲気を見ることで、受講後のイメージが具体的になります。
令和8年度 埼玉県林業技術者育成研修
12名
無料
※作業服・作業靴・手袋などの消耗品、傷害保険、宿泊費、交通費、食費などは自己負担となります。
令和8年7月11日(土)〜12月13日(日)
研修日数は 40日間 です。
令和8年6月19日(金)必着
受講には申請が必要です。
申請締切は 令和8年6月19日(金)必着 です。
募集人員は 12名 です。
林業への就業を本気で考えている方は、早めに内容をご確認ください。
説明会も予定されていますので、迷っている方は、まず説明会で研修内容を確認することをおすすめします。
埼玉県林業労働力確保支援センター
公益社団法人 埼玉県農林公社内
〒368-0034
埼玉県秩父市日野田町1丁目1番44号
TEL:0494-25-0291
FAX:0494-22-5839
E-mail:roukaku-saitama@sainourin.or.jp
株式会社フォレストカレッジほか
〒369-1236
埼玉県大里郡寄居町金尾1番地
TEL:048-581-8339
FAX:048-577-8039
E-mail:info@young-leaves.com
Web:young-leaves.com
直通:080-1214-0917
担当:タカハシ
令和8年度 埼玉県林業技術者育成研修は、単なる体験講習ではありません。
また、資格を取るだけの研修でもありません。
この研修で目指しているのは、
林業に就職し、現場で安全に働き続けられる人材を育てること です。
チェーンソーを使える人ではなく、森の現場で安全に働き続けられる人を育てる。
林業を“体験”で終わらせない。
就職し、現場で働き続ける力を育てる40日間。
それが、フォレストカレッジが関わる埼玉県林業技術者育成研修の大きな特徴です。
森で働く。
未来を育てる。
令和8年度 埼玉県林業技術者育成研修、受講生募集中です。
※フォレストカレッジホームページ
https://www.young-leaves.com/