

2026年1月27日
林業の魅力シリーズ 第400弾
「林業の魅力シリーズは、
何を積み上げてきたのか」
今日で、
林業の魅力シリーズは400回目になります。
数字としては節目です。
でも、やってきた感覚としては、
正直、
特別なことをしてきたつもりはありません。
ただ、森のことを考えて、
現場を見て、
人のことを考えて、
それを書いてきただけです。
今日は一度だけ、
このシリーズが何を積み上げてきたのかを
言葉にしておきます。
1.私は「魅力」を書いてきたつもりはない
このシリーズの名前は
「林業の魅力シリーズ」ですが、
実のところ、魅力を書こうと思って
書いた回はほとんどありません。
書いてきたのは、
・現場
・判断
・失敗
・道具
・管理
・安全
・人
です。
かっこいい林業。
儲かる林業。
楽しい林業。
そういう話は、あまりしてこなかった。
それよりも、
続けるための林業。
壊さないための林業。
人が残る林業。
その周りのことを書いてきました。
結果として、それが「魅力」と
呼ばれているだけだと思っています。
2.400回書いて分かったこと
400回書いてきて、
はっきりしたことが一つあります。
林業の問題は、
技術だけでは解決しない。
制度だけでもない。
機械だけでもない。
お金だけでもない。
最後に残るのは、
人の判断です。
止められるか。
待てるか。
伝えられるか。
育てられるか。
引き継げるか。
森の未来は、
その場にいる人間の質に、
ほとんど決まってしまう。
私はこのシリーズで、
ずっとそこを見てきました。
3.このシリーズがしてきた仕事
このシリーズは、
答えを出すためのものではありません。
考える材料を残すためのものです。
切る前に、考える。
入る前に、確かめる。
進む前に、止まる。
その“前”の時間を増やしたかった。
林業の魅力シリーズは、
林業を盛り上げるための連載ではなく、
林業を続けるための連載です。
4.まとめ
400回続いた理由は、
根性でも、習慣でもありません。
現場が、
毎日問いを投げてくるからです。
森は、
放っておけば崩れる。
急げば壊れる。
人を間違えれば続かない。
だから、書くことがなくならなかった。
林業の魅力シリーズは、
これからもたぶん、派手にはなりません。
でも、
現場のそばには、置き続けます。
ここまで読んでくれた人、
現場で話してくれる人、
黙って見てくれている人。
その人たちがいる限り、
このシリーズは続きます。
note更新のお知らせ(1月21日更新)
彩ちゃんの安全物語 第20話が公開されました。
『その確認、本当に意味がある?』
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