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令和7年度埼玉県林業技術者育成研修

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伐倒のリアルに近づく日 〜埼玉県林業技術者育成研修28日目〜

2025年10月19日

令和7年度 埼玉県林業技術者育成研修Day27

数字で木を読む、真剣勝負の始まり

 

 

10月19日(日)の研修
〇伐倒実習

 

 

 

2025年10月19日、

 

令和7年度埼玉県林業技術者育成研修の28日目。

 

 

今日はただの練習ではありませんでした。

 

「実際の伐倒に近づける」ことを目的に、

 

伐倒対象の木の直径を測定し、

 

その数値をもとに下切りの深さを

 

決定するという本格的な実践練習へと

 

一歩踏み込みました。

 

 

通常の伐倒と「おいづる伐倒」の追い口を

 

交互に入れるという難易度の高い内容。

 

研修生たちの顔に緊張が走ります。

 

 

 

写真でふり返る今日の実習

 


まずは「数字」で戦う

直径から下切りの深さを算出。

チェーンソーのガイドバーに深さの印を付けることで、

切り過ぎ防止の工夫をしています。

これは「感覚」ではなく「計算」で挑む林業の姿勢を

表しています。

 

 

 

追い口からツルを作る準備

追い口からしっかりとしたツルを作るために、

チョークで明確にラインを引きます。

ツルは木を正確にコントロールするための命綱。

丁寧な準備が伐倒精度を左右します。

 

 

 

ラインに沿って一刀入魂

チョークで描いたラインに従って、

チェーンソーで迷いなく切り進めます。

集中力と技術、

そして度胸のバランスが試される瞬間です。

 

 

 

目標に対して直角の追い口を

追い口は伐倒方向に直角に入れなければなりません。

写真の研修生はチェーンソーの角度をしっかり確認し、

まっすぐな追い口を意識しています。

緊張感が伝わってきます。

 

 

 

突っ込み切りで“おいづる”を形成

いよいよ突っ込み切りの実践。

おいづる伐倒では、下刃で前づるを、

上刃で後づる(おいづる)を丁寧に形成していきます。

この切り方は、伐倒の方向をさらに正確に

コントロールするための高度な技術です。

 

 

 

神経をすり減らす本格実習

今日はただの「伐る練習」ではありません。

計算し、狙い、そして伐る。

その繰り返しの中で、研修生たちは集中力を使い切りました。

終わったときの表情は、

達成感と疲労の混ざった立派な林業技術者の顔でした。

 

 

 

10月25日(土)の研修
林業労働災害VR体験シミュレーター

 

 

 

数字で支える命の仕事

 

林業は自然との真剣勝負です。

 

しかし、そこに必要なのは感覚だけではありません。

 

木の直径、切り口の角度、ツルの太さ──

 

あらゆるものを「数字」で捉え、

 

「技術」として実践すること。

 

 

その第一歩を、研修生たちは確かに踏み出しました。

 

今日の経験は、

 

きっと未来の山での判断に役立つでしょう。

 

 

 

※令和7年度埼玉県林業技術者育成研修オンライン説明会(25/06/09)

 

※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!

 ぜひご覧ください。

 

※職業人講和アーカイブ

 

※杉の特性を存分生かしたタイニーログハウス

 

※オンライン説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※現地説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※動画で昨年の埼玉県林業技術者育成研修の様子をチェック!


https://youtu.be/IUJ07_DTw3A

 

※動画でレクリエーションゲームをチェック!

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