

2026年3月17日
森の仕事をしている人を見ると、
年齢を重ねても元気な人が多いものです。
それはきっと
森の空気や自然のリズムだけではなく、
山で生きてきた人たちの考え方にも理由があるのかもしれません。
今週は
森と人の元気の関係について考えています。
林業の現場には
「親方」と呼ばれる人がいます。
長年山で働き、
多くの仕事を経験してきた人です。
そういう人たちは
不思議と元気な人が多い。
年齢を聞いて驚くこともあります。
「まだ山に入っているんですか?」
と聞くと
「山に入っているから元気なんだ」
と笑う人もいます。
山の仕事は
自然のリズムの中で進みます。
朝は早く
日が暮れるころには仕事を終える。
山を歩き
体を動かし
自然の中で一日を過ごす。
こうした生活は
人間の体のリズムにも合っているのかもしれません。
親方たちは
特別な健康法を知っているわけではありません。
ただ
自然の中で生きているだけです。
山の親方は
たくさんのことを知っています。
木のこと
山の地形
風の流れ
季節の変化。
それは本で学んだ知識ではなく、
長い時間の経験から生まれた知恵です。
そしてもう一つ、
親方たちには共通した言葉があります。
「山は急がない」
森の時間はゆっくりです。
だから仕事も
焦らず、丁寧に進めていきます。
山の親方たちは
大きなことを言う人ではありません。
でも時々、
とても深い言葉を言います。
「山は正直だ」
「手を抜けばすぐ分かる」
「ちゃんとやれば山は応えてくれる」
林業の仕事は
自然と向き合う仕事です。
だからこそ
人としての姿勢も問われます。
山の親方たちは
森の中で長い時間を生きてきました。
その姿を見ていると
思うことがあります。
林業は
森を育てる仕事であり
人を育てる仕事でもある
ということです。
森の中で働くことで
人は少しずつ成長していくのかもしれません。
「山の親方って、
いつも元気で楽しそうなんですよね。
きっと森の中で働いていると、
体だけじゃなくて
気持ちも元気になるんだと思います。
私もそんな林業人になりたいなって思います。」
彩ちゃんの安全物語 第27話が公開されました。
※フォレストカレッジホームページ
https://www.young-leaves.com/