

2026年3月18日
森で働く人はなぜ元気なのか。
それは空気や環境だけではなく、
日々使っている道具や仕事の向き合い方にも理由があります。
今週は
森と人と道具の関係について考えています。
同じチェーンソーを使っていても、
人によって切り方がまったく違います。
同じ機械。
同じ木。
それなのに
「親方が使うと違う」
そう感じたことはありませんか。
今回は
親方のチェーンソーについて考えてみます。
チェーンソーは便利な道具です。
エンジンが回り
チェーンが回転し
木を切る。
しかし本当にそうでしょうか。
親方はよく言います。
「チェーンソーは使われるもんじゃない。使うもんだ」
同じチェーンソーでも
・切れ味
・音
・動き
すべてが違います。
それは
使う人の技術がそのまま出る道具だからです。
親方のチェーンソーはよく手入れされています。
・目立てが正確
・ガイドバーの状態
・チェーンの張り
すべてに無駄がありません。
新品よりも
よく整えられた道具の方が切れることもあります。
道具は正直です。
手をかけた分だけ応えてくれる
それがチェーンソーです。
親方のチェーンソーを見ていると
不思議な感覚になります。
まるで
体の一部のように動く
無理がない。
力みがない。
流れがある。
それは
立ち方
体の使い方
重心
すべてが整っているからです。
チェーンソーは
腕の力で使う道具ではありません。
体全体で使う道具です。
チェーンソーは危険な道具です。
だからこそ
正しく使うことが大切です。
そしてもう一つ大切なことがあります。
それは
道具と向き合う姿勢
です。
親方のチェーンソーが違うのは
技術だけではありません。
日々の積み重ねと
道具への向き合い方。
それがすべて現れているのです。
林業とは
道具を通して自分を磨く仕事
なのかもしれません。
「同じチェーンソーなのに、
親方が使うと音も切れ方も全然違うんです。
最初は不思議でしたけど、
今は分かる気がします。
道具って
ただ使うんじゃなくて
向き合うものなんですね。」
彩ちゃんの安全物語 第28話が公開されました。
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