

2026年3月11日
森の仕事は、木を育てる仕事でもありますが、
同時に 人を育てる仕事でもあります。
山で働く人は自然から多くのことを学びます。
焦らないこと。
丁寧に続けること。
自然を尊重すること。
そしてもう一つ、
林業の世界で人を育てるものがあります。
それが 道具です。
林業の仕事には、さまざまな道具があります。
チェーンソー
楔(くさび)
斧
手鋸
腰袋
どれもただの道具ではありません。
長く林業をしている人ほど、
こう言います。
「道具が人を育てる」
これはどういう意味なのでしょうか。
林業の道具は、とても正直です。
チェーンソーが切れないのは
木のせいではありません。
研ぎが悪いか
扱い方が悪いか
メンテナンスが足りないか。
原因は必ずあります。
つまり道具は
ごまかしが効かない世界
なのです。
だから林業では
道具の扱いが上手い人ほど
仕事も上手い。
林業の職人は
まず道具を大切にします。
仕事が終わると
チェーンソーを掃除する。
刃を研ぐ。
油を確認する。
こうした作業を
毎日続けます。
すると自然に
手入れの大切さ
丁寧な仕事
無理をしない作業
が身についていきます。
道具を大切にする人は
仕事も丁寧になります。
長く林業をしている人にとって
道具はただの道具ではありません。
毎日使う相棒です。
何年も使い続けた道具には
傷もあります。
でもその傷には
仕事の歴史があります。
だから職人は
古い道具を大切にします。
そこには
自分の仕事の時間が刻まれているからです。
林業は自然の中で働く仕事です。
だから自然から多くのことを学びます。
そしてもう一つ。
林業では
道具からも多くのことを学びます。
道具は嘘をつきません。
だからこそ
人を育ててくれる存在なのかもしれません。
「林業の道具って、
ただの道具じゃないんです。
使っているうちに
人を育ててくれるんです。」
彩ちゃんの安全物語 第27話が公開されました。
※フォレストカレッジホームページ
https://www.young-leaves.com/