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林業の魅力シリーズ

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なぜ、いま木の建築なのか|林業と建築をつなぐ一冊

2026年1月9日

林業の魅力シリーズ 第389弾

 

紹介書籍:『なぜ、いま木の建築なのか』

 

(有馬孝禮 著/学芸出版社)

 

 

 

今週はずっと、

 

スギ、含水率、乾燥場と、

 

「木をどう扱うか」という話をしてきました。

 

 

その流れの中で、

 

金曜日に紹介したい本があります。

 

 

『なぜ、いま木の建築なのか』

 

 

この本は、

 

木造をロマンで語る本ではありません。

 

林業とも、社会とも、ちゃんとつながった本です。

 

 

 

 

 

 

1.「木は優しい」だけでは、もう足りない

 

木の建築というと、

癒し、温もり、エコ、伝統。

そんな言葉が先に出がちです。

 

この本は、そこから一段踏み込みます。

 

・なぜ今、木なのか

・社会構造の中で、木は何を担えるのか

・資源として成立させるには何が必要か

 

木造を“気分”ではなく、

現実の選択肢として語っているところが、

この本の強さです。

 

 

 

2.林業を知らない木造は、長く続かない

 

この本を読んで強く感じたのは、

「林業抜きの木の建築は成り立たない」という視点です。

 

どんなに美しい木の建物でも、

その裏にある森と現場が壊れていれば、続きません。

 

どんな材を、

どんなスピードで、

どんな質で、

どう供給できるのか。

 

それは林業の問題であり、

同時に建築の問題です。

 

この本は、その“境界線”をはっきり見せてくれます。

 

 

 

3.木の建築は「設計」で決まる

 

木の建築は、

感性ではなく設計で決まる。

 

含水率、乾燥、強度、寸法安定、流通。

どれも現場の話です。

 

今週書いてきた

「水分」「乾燥」「乾燥場」の話が、

この本の中では“社会設計”にまで引き上げられています。

 

木造とは、

森から街までを一つの流れで考えること。

 

その視点を、静かに、しかしはっきり与えてくれる本です。

 

 

 

木の建築は、

 

林業があって初めて成立します。

 

 

そして林業は、

 

使われて初めて、未来につながります。

 

 

『なぜ、いま木の建築なのか』は、

 

その往復運動を、

 

感情ではなく論理で書いた本です。

 

 

森の仕事をしている人にも、

 

木を使う人にも、

 

そして木の建物に住む人にも、

 

一度は読んでほしい一冊です。

 

 

木を選ぶということは、

 

森の未来を選ぶということだから。

 

 

 

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彩ちゃんの安全物語 第18話が公開されました。

『その声は、届いているか』

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