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林業の魅力シリーズ

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森と人の境界がほどける物語──『家守綺譚』が教えてくれる自然との向き合い方

2025年11月28日

林業の魅力シリーズ第364弾

-金曜日は林業、森、自然に関する本の紹介-

 

森と人の境界がほどける物語──

 

『家守綺譚』が教えてくれる

 

自然との向き合い方

 

 

 

今日は、林業や森の世界が好きな読者に

 

ぜひ手にとってほしい一冊──

 

梨木香歩さんの『家守綺譚(やもりきたん)』 を

 

深掘りします。

 

 

“森と人の境界がほどけていくような感覚”

 

そんな読後感が静かに心へ降りてくる一冊です。

 

 

彩ちゃんも思わず、

 

「…自然って、人とこんなにやわらかくつながれるんですね」

 

とつぶやいていました。

 

 

 

 

 

 

『家守綺譚』はどんな物語?

 

主人公は若き文士・綿貫。

亡き友人の家を守る「家守」として

暮らしはじめたところから物語が動き出します。

 

家の庭、池、木々。

そこに棲む植物や動物、

さらには目に見えない“もののけ”の存在までが、

当たり前のように彼の日常へ入り込んできます。

 

驚くほど自然で、どこか懐かしい。

まさに「人と自然がふつうに会話できる世界」を

描いています。

 

 

 

森や庭の描写が“圧倒的にリアル”

 

梨木香歩さんの筆致は、とにかく細やか。

 

・木々が風にそよぐ音

・池のほとりに立つと感じる湿度

・夜の気配や、季節の移ろい

・枝葉を揺らす見えない小さな“気配”

 

これらがただ書かれているだけではなく、

“体に染みこむように入ってくる”のが

本作のすごいところです。

 

林業や森の現場にいる人ほど、

「わかるわかる、この感じ…!」

と頷きたくなるはず。

 

 

 

 

 

 

人と自然の関係が“対話”として描かれる

 

『家守綺譚』は、

自然を「守る」「管理する」という視点ではなく、

自然と“やり取りをする”関係を丁寧に描いています。

 

時には助けられ、

時には叱られ、

時には慰められる。

 

まるで昔話のようでもあり、

日本人の“森の感性”がしっかり息づいているのが魅力です。

 

彩ちゃんも、

「いつも森で働いているのに…

こんなふうに“自然と話せる気持ち”を忘れちゃだめですね」

と、しみじみ。

 

 

 

 

 

 

『家守綺譚』は、

 

華やかな大事件が起きるわけでも、

 

強烈なキャラクターが出てくるわけでもありません。

 

 

けれど、ページをめくるたびに

 

自然の声に耳を澄ませる感性がゆっくり育っていく

 

そんな一冊です。

 

 

林業に関わる方も、森が好きな方も、

 

今の暮らしを少し丁寧に見つめ直したい方も、

 

きっと心に何か残るはず。

 

 

彩ちゃんの今日のひとこと:

 

「森に“ただいる”時間って、本当に豊かなんですね…

 

た読み返したいです。」

 

 

 

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彩ちゃんの安全物語 第13話が公開されました。

チームの中に生まれた信頼

― 「風が止んだ森に、静かな拍手が響く」 ―

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