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林業の魅力シリーズ

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冬の入口、森がいちばん静かになる瞬間──林業者だけが知る“無音の季節”

2025年12月11日

林業の魅力シリーズ第373弾

 

冬の入口、森がいちばん静かになる瞬間──

 

林業者だけが知る“無音の季節”

 

 

 

12月の森には、

 

ほかの季節にはない“静けさ”があります。

 

 

風が弱まり、鳥の声が減り、

 

落ち葉が地面を包み、

 

まるで森全体がそっと息を

 

ひそめているような時間です。

 

 

忙しない街から一歩離れるだけで、

 

その静けさは、驚くほどはっきりと

 

体に染み込んできます。

 

 

 

 

 

 

音が吸い込まれる森

 

冬前の森を歩くと、まず気づくのは「音が小さい」ということです。

雨も風も、乾いた雪もまだない

動物たちも、活動量がぐっと下がる

落ち葉が地面を覆い、足音がふわりと消える

 

特に広葉樹と針葉樹が混ざる森では、

空気そのものが“音を吸い込む”ような独特の静けさが生まれます。

 

この“何も起きていない感じ”こそ、

森が冬支度に入った証なのです。

 

 

 

林業者が知っている“冬前の空気”

 

林業の現場では、冬前は作業がとてもはかどる季節です。

虫がいない

草が伸びない

土がしまって歩きやすい

視界も良く、危険予知がしやすい

 

そして何より、森の空気が落ち着いている。

チェーンソーの音が、

いつもより森に響くように感じられる日もあります。

 

現場に立つ人間にとって、

この静けさは“働きやすさ”と“緊張感”を同時に届けてくれる、

特別な季節のサインでもあるのです。

 

 

 

静けさの中で気づく、森の呼吸

 

冬前の森は、決して“止まっている”わけではありません。

木はゆっくり樹液の流れを落とし

地面では来春の芽の準備が始まり

小さな生き物たちは寝床を整え

森はただ、動作を静かに、深く、ゆっくりにするだけ。

 

人が深呼吸すると落ち着くように、

森もまた、冬に向けてひとつ大きく息を吸い込んでいる。

そんなふうに感じられる瞬間があります。

 

 

 

寒さが増し、森が静かになるこの季節。

 

その静けさを味わえるのは、

 

森のそばで働く私たちの特権かもしれません。

 

 

最後に、彩ちゃんが落ち葉の道を歩きながら

 

小さくつぶやきました。

 

「…森って、静かでもちゃんと生きてるんですね」

 

静けさは、ただの“無音”ではなく、

 

森の“呼吸”そのものなのです。

 

 

 

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彩ちゃんの安全物語 第15話が公開されました。

『判断が試される瞬間』

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