

2026年9月20日
9月18日(金)、株式会社FOREST COLLEGEで刈払機安全衛生講習 9月コースを開催しました。
今回は、男性18名、女性1名の合計19名が受講されました。
刈払機は、草刈り作業では非常に身近な機械です。その一方、高速で回転する刈刃を使用するため、扱い方を誤れば作業者本人だけでなく、周囲にいる人を巻き込む事故にもつながります。
だからこそ、フォレストカレッジの講習で大切にしているのは、単に修了証を取得することではありません。
「やってはいけないことは、やらない。」
危険につながる行動を知り、正しい方法を身につけ、最後には**「安全を持ち帰る」**ことを目標にしています。
午前中は学科を中心に刈払機の構造や安全作業について学び、実技では刈刃の交換、体に合わせたセッティング、正しいエンジン始動法を確認。その後、3班に分かれて実際の草地で刈払実習を行いました。
講習では、正しい使い方を覚えることはもちろんですが、それと同じくらい「やってはいけないこと」を知ることが重要です。
刈払機事故の多くは、特別に難しい操作をしているときだけに起こるわけではありません。
「これくらいなら大丈夫」
「いつもやっているから大丈夫」
そんな慣れや油断が、安全の基本を崩すことがあります。
講習を終えたときに持ち帰ってほしいのは、修了証だけではありません。
安全そのものを、それぞれの現場へ持ち帰る。
ここから一日の講習が始まります。
長く刈払機を使っている人にとっては当たり前に感じる作業でも、初めて扱う人にとっては決して当たり前ではありません。
どこを固定するのか。
どの部品を、どの順番で取り付けるのか。
正しく固定されているかを、どこで確認するのか。
高速で回転する刈刃だからこそ、「たぶん大丈夫」で済ませることはできません。
講習では、知っている人を基準に先へ進むのではなく、初めての人でも安全に作業できるところまで、一つひとつ確認していきます。
肩掛けバンドの長さ、ハンドルの位置、刈刃の高さなどが合っていないまま作業すると、余計な力が必要になり、疲れやすくなります。
疲労が増えれば姿勢が崩れ、安全な操作を続けることも難しくなります。
反対に、正しくセッティングされた刈払機は、無理な力を入れなくても自然な姿勢で操作できます。
正しいセッティングは、疲労を減らすだけでなく、安全性と作業能率の向上にもつながります。
人が機械に合わせるのではなく、機械を自分の体に合わせる。
実技に入る前の大切な基本です。
刈払機は身近な機械なので、使ったことがない人でも、ほかの人が操作しているところを見て「簡単そうだ」と感じることがあります。
しかし、見よう見まねでエンジンを始動することは危険です。
機体を安定させる位置、体の姿勢、周囲の確認、始動後の操作まで、一連の動作にはそれぞれ意味があります。
機械が動き出す瞬間だからこそ、自己流ではなく正しい始動方法を身につけてから使うことが重要です。
基本操作を確認した後は、3班に分かれて刈払実習が始まりました。
学科で知識として聞いたことも、実際に刈払機を持つと感覚が変わります。
刈刃の高さは適切か。
体から刈払機が離れすぎていないか。
足の運びは安定しているか。
周囲との安全距離は確保できているか。
実際に草を刈りながら確認することで、「知っている」が少しずつ「できる」へ変わっていきます。
3班に分かれることで、一人ひとりの操作を確認しながら実習を進めました。
刈払実習で特に意識するのが、刈刃で草を刈る位置、すり足、アクセルワークです。
刈払機は、大きく速く振り回せばよく刈れるわけではありません。
刈刃の適切な部分を草に当て、必要な回転数を保ち、足元を確認しながら少しずつ移動します。
特に足の運びは重要です。
草の中には、石、枝、切り株、地面の凹凸など、外から見えにくいものがあります。大股で進むのではなく、すり足を意識することで足元を確認しながら安定して移動できます。
速く刈ることより、正しく刈ること。
その積み重ねが、安全と作業能率の両方につながります。
刈払機の持ち方や姿勢には、本人では気づきにくい癖が出ます。
ハンドル位置がずれている。
刈刃が高すぎる。
腕だけで機械を振っている。
足の運びが大きくなっている。
こうした点は、実際に作業しているところを見ながら修正するのが一番です。
間違った動作を繰り返して身につけてしまう前に、その場で確認し、その場で直す。
これも実技講習の大きな意味です。
男性18名、女性1名の計19名が、一日の刈払機安全衛生講習 9月コースを終えました。
学科から実技まで長時間の講習でしたが、皆さん最後まで真剣に取り組まれていました。
刈払機を扱う技術は、講習一日だけで完成するものではありません。
しかし、
「何が危険なのか」
「どうすれば安全なのか」
「やってはいけないことは何なのか」
を知っていることは、これから現場で経験を積んでいくうえで大きな土台になります。
今回も皆さんに、しっかりと安全をお土産に持ち帰っていただくことができました。
講習の最後には、一般的な刈刃とは異なるロータリーカッターの実演も行いました。
今回は砂利のある場所で実際に作動させ、その特徴を確認していただきました。
通常の刈刃では特に注意が必要となる石の飛散ですが、実演では石がほとんど飛散しない様子を見て、受講生の皆さんも驚かれていました。
刈払機には、作業場所や目的によってさまざまな刈刃・アタッチメントがあります。
大切なのは、「どれが一番」ということではなく、作業場所の条件を考え、安全性を高める道具を正しく選ぶことです。
実際に見て、動きを確認することで、安全な刈払作業についてもう一歩深く考える機会となりました。
9月18日の刈払機安全衛生講習 9月コースは、19名の皆さんに受講いただき、無事に終了しました。
刈払機は、誰でも比較的簡単に動かすことのできる機械です。
だからこそ、「動かせること」と「安全に使えること」は別だと考える必要があります。
正しい刈刃交換、自分の体に合わせたセッティング、安全なエンジン始動、刈刃を草に当てる位置、アクセルワーク、すり足、周囲確認。
一つひとつは小さな基本です。
しかし、その小さな基本を守り続けることが事故を防ぎます。
受講された19名の皆さん、一日の講習お疲れさまでした。
今回学んだことを、それぞれの現場でも思い出してください。そして今回も、しっかりと**「安全をお土産」**に持ち帰っていただけたと思います。
今年度の刈払機安全衛生講習は、いよいよ残り1回です。
10月16日(金)
刈払機安全衛生講習 10月コース
〈令和8年度 最終コース〉
今年度中に受講をご希望の方は、最後の機会となります。受講をご希望の方は、お早めにお問い合わせ・お申し込みください。
なお、令和9年度から受講料を税抜7,000円(税込7,700円)に変更いたします。
今年度の受講をご検討中の方は、10月16日の最終コースもぜひご活用ください。
※フォレストカレッジホームページ
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