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加須市シルバー人材センターでチェーンソー特別教育|10名が安全技術を学ぶ

2026年9月17日

加須市でチェーンソー特別教育を実施

 

少しご報告が遅くなりましたが、9月1日(月)・2日(火)の2日間、加須市シルバー人材センターでチェーンソー特別教育の出張講習を行いました。

今回は、男性8名、女性2名の計10名が受講しました。

シルバー人材センターの仕事では、樹木の伐採や枝の処理など、チェーンソーを使用する機会があります。

チェーンソーは非常に便利な道具です。

しかしその一方で、一瞬の判断ミスや、慣れから生まれる自己流の操作が、大きな事故につながる道具でもあります。

特に長年さまざまな仕事を経験してきた方ほど、

「昔からこうやって使っている」

「これまでも事故はなかった」

という経験があるかもしれません。

しかし、安全教育で大切なのは、経験を否定することではありません。

これまで培ってきた経験に、現在の正しい安全知識と技術をもう一度重ねることです。

修了証を持っているだけでは、事故は減りません。

チェーンソーを使うたびに基本を思い出し、正しい手順を繰り返す。

その積み重ねが、事故から自分自身を守り、一緒に作業する仲間を守ります。

今回も、学科からチェーンソーの点検、目立て、始動方法、玉切り、枝払い、伐倒まで、FOREST COLLEGEで通常行っているチェーンソー特別教育の内容を、2日間にわたりしっかり実施しました。

写真として残せた場面は今回は4枚だけですが、そこに写っている受講生の表情を見ると、10名の皆さんが真剣に安全と向き合った2日間だったことが伝わってきます。

 


加須市シルバー人材センターでチェーンソー特別教育が始まりました

加須市シルバー人材センターで、チェーンソー特別教育が始まりました。

今回は男性8名、女性2名、計10名が受講しました。

まずは学科からスタートです。

チェーンソーの構造や各部の名称、作業時の危険、正しい取り扱い、安全装備、伐木作業の基本などを学びます。

実技が目立つチェーンソー講習ですが、実はこの学科が非常に重要です。

なぜ危険なのか。

なぜこの操作をしなければならないのか。

なぜこの場所に立ってはいけないのか。

理由を理解していなければ、現場に戻ったときに安全手順は次第に省略されてしまいます。

「言われたからやる」のではなく、

「危険を理解しているから、自分で安全な行動を選べる」

そこまで理解してもらうことが、安全教育の目的です。

 


ビデオを交えながら学科が進む

学科では、資料だけでなく映像も交えながら講習を進めます。

チェーンソーによる事故は、文章だけを読んでも、その危険性がなかなか実感できないことがあります。

実際の作業状況や動きを映像で確認すると、

「ここが危ないのか」

「この位置に立つと危険なのか」

「この動作が事故につながるのか」

ということが視覚的に理解できます。

特にチェーンソーでは、キックバック、丸太の動き、伐倒方向、退避など、ほんの数秒の判断が事故を左右します。

安全教育は、単に知識を覚える授業ではありません。

現場で危険を見つけるための「目」を養うことでもあります。

写真からも、受講生の皆さんが画面に集中している様子が伝わります。

 


チェーンソーを囲んで目立て実習

実技では、チェーンソーの目立ても行います。

FOREST COLLEGEでは、目立てを非常に大切にしています。

切れないチェーンソーほど、作業者はチェーンソーを木に強く押し付けようとします。

すると疲労が増え、姿勢が崩れ、チェーンソーのコントロールも悪くなります。

つまり、切れ味は作業効率だけの問題ではありません。

目立ても安全技術の一つです。

丸やすり1本だけで自己流に目立てをすると、やすりを上から押さえすぎて、カッターの底まで削り過ぎ、フック型の刃にしてしまうことがあります。

そこでFOREST COLLEGEでは、治具を使用しながら、正しい丸やすりの高さ、角度、刃の丸みを確認します。

受講生の皆さんがチェーンソーを囲み、手元をじっと見ています。

細かな作業ですが、こうした「普通の講習では流されがちな部分」をきちんと学ぶことが、現場で安全に使える技術につながります。

「泣くほど研げば、笑うほど切れる」

正しい目立てを覚えることは、チェーンソーを安全に使うための大切な第一歩です。

 


2班に分かれて目立て実習

受講生10名を2班に分け、目立てを実際に行います。

見ているだけでは技術は身につきません。

自分で丸やすりを持ち、

どの高さに当てるのか。

どの角度で動かすのか。

どこまで削るのか。

一つずつ確認しながら、実際に手を動かして覚えていきます。

チェーンソーの安全教育では、この「自分でやってみる」時間が非常に重要です。

頭では理解しているつもりでも、実際にやってみるとうまくいかない。

そこで初めて、自分の癖や間違いに気づくことができます。

今回も目立てだけでなく、チェーンソーの取り扱い、正しいエンジン始動、基本姿勢とアクセルワーク、玉切り、枝払い、伐倒など、通常のチェーンソー特別教育の実技を行いました。

写真は4枚しかありませんが、講習そのものを省略したわけではありません。

2日間、必要な内容をしっかりと学んでいただきました。

 


シルバー人材センターだからこそ基本の再確認を

今回の加須市シルバー人材センターでのチェーンソー特別教育では、男性8名、女性2名、計10名の皆さんに受講していただきました。

シルバー人材センターでは、これまでの豊富な経験を生かして地域のさまざまな仕事を担っています。

その経験は大きな財産です。

しかしチェーンソー作業に限って言えば、

「経験が長いから安全」とは限りません。

むしろ怖いのは、慣れてきたときです。

最初は必ず確認していたことを省略する。

防護具を着けなくなる。

短時間だから大丈夫と思う。

いつもの木だから大丈夫と思う。

その「大丈夫」が積み重なった先に、事故があります。

チェーンソー特別教育を一度受講すれば、それで一生安全になるわけではありません。

安全は、何度も基本に戻り、繰り返し確認することで守られます。

FOREST COLLEGEが講習で大切にしているのは、修了証を渡すことだけではありません。

現場に戻った翌日から、

「あのとき講習で言っていたことだ」

と思い出してもらえること。

そして、危険な行動をする前に一度立ち止まってもらえること。

それが、本当の安全教育だと考えています。

今回受講された10名の皆さま、2日間お疲れさまでした。

講習で学んだ知識や技術と一緒に、たくさんの「安全」をお土産に持ち帰っていただけたと思います。

これからも、それぞれの現場で基本を大切に、どうか無事故で作業を続けてください。

株式会社FOREST COLLEGEでは、チェーンソー特別教育をはじめ、事業所・団体・シルバー人材センター等への出張安全講習も行っています。

安全は、事故が起きてから学ぶものではありません。

事故が起きる前に学ぶものです。

 

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