

2026年7月16日
HAL散歩7月、3日目。
昨夜は午後9時30分ごろには就寝しました。
午前4時近くに目を覚ましましたが、身体の痛みで起きたわけではありません。
無理にもう一度寝ようとするよりも、そのまま仕事をすることにしました。
昨日まで痛かった両膝は、今朝は痛くありませんでした。
ただ、首の痛みは残っています。
寝ている時は、身体ごと右側へ向き、頭が枕に支えられている姿勢なら、それほど痛みを感じずに眠れます。
反対に、身体を左側へ向けて左側の頭を枕へ乗せようとすると、痛くてその姿勢を取れません。
座った状態では、身体を正面に向け、顔だけ左へ回すことはできます。
しかし、右へ回そうとすると、約30度のところで痛みが出て、それ以上は回せません。
昨日から今朝にかけては、心配だったので首にカラーを巻いて仕事をしていました。
そのような状態で、午前8時45分からHAL散歩を始めました。
一度に5台のHALが並ぶ姿は、そうそう見られるものではありません。
昨日は、笑いながら歩いた前半は身体がリラックスしていました。
しかし、最後の4往復目の帰りには疲労が強くなり、かなり腕に頼って歩いていました。
その反省から、今日は作戦を変えました。
昨日まで歩いていた距離の半分ほどで引き返す。
戻ったら3分間休む。
体力を回復させてから、再び歩く。
つまり今日は、
「疲れたら休む」のではなく、「疲れる前に休む」
という作戦です。
疲れ切るまで歩いてから休んでも、すでに歩き方は崩れています。
脚で身体を支えられなくなり、腕で歩行器へ体重をかけ、肩も上がってきます。
そこで今日は、腕や手へ頼り始める前に休憩を入れました。
この方法は、とても良かったと思います。
長い距離を一度に歩くことはできません。
しかし、疲労によって動きが乱れる前に休むことで、腕や手への負担を増やさず、比較的よい歩き方を繰り返すことができました。
休憩の作戦は良かったのですが、歩き始めから順調だったわけではありません。
最初は、脚が驚くほど重く感じました。
足を前へ振り出そうとしても、なかなか出ません。
腰の後ろに付いているHALのコントローラーまで、身体から浮くような感じがありました。
自分の力で無理にHALのモーターを動かしているのではないかと思うほど、歩きが重く感じられました。
HALの設定を調整してもらいましたが、それでも最初は、脚を前へ出そうとするたびに引っ掛かるような感覚がありました。
そこでPTさんから、
「上げた脚を、自分で前へ振り出そうとしないで、HALに任せてください」
と言われました。
その言葉を聞いた時、これまで何度も意識してきたことを思い出しました。
蹴り足を最後まで残す。

歩き方を確認しながら、HALの設定を細かく調整してもらいました。
脚を自分で急いで前へ振り出さず、HALに任せることを意識しました。
今日の私は、足が着地すると、すぐに反対の脚を上げて前へ出そうとしていました。
自分の力で、何とか次の一歩を出そうとしていたのです。
しかし、その動きが早すぎるため、HALの動きと身体のタイミングが合っていませんでした。
着地した脚に体重を乗せる。
足裏の荷重が、かかとから足の前方へ移る。
母趾球付近まで荷重が移るのを待つ。
後ろ側の脚をすぐに抜かず、蹴り足として最後まで残す。
そして、次の脚を自分の力で無理に振り出そうとせず、HALの動きに任せる。
これを意識したところ、歩き方が大きく変わりました。
それまで引っ掛かるように感じていた脚が、自然に前へ出るようになりました。
HALとのタイミングが、ようやく合ったように感じました。
モーターの音も、自分の耳には驚くほど静かに聞こえました。
それまでは、私がHALを無理に動かそうとしていたのかもしれません。
身体とHALが別々に頑張っていた。
それが、蹴り足を最後まで残し、コンマ何秒だけ待つことで、同じタイミングで動けるようになったのだと思います。
PTさんも、
「コンマ何秒の違いですが、そのわずかな時間が大きい」
と話していました。
本当に、その通りでした。
立っている側の脚を早く抜いてしまえば、十分に身体を支えられません。
身体が前へ移動し切る前に次の脚を出そうとすると、HALの動きとも合わなくなります。
その結果、脚が引っ掛かり、モーターにも抵抗しているような重さが出ていたのだと思います。
着地してから、母趾球付近へ荷重が移るまで待つ。
後ろ足をすぐに抜かない。
蹴り足を最後まで残す。
文章で書けば簡単です。
しかし、実際の歩行ではコンマ何秒の世界です。
そのわずかな時間を待てるかどうかで、歩き方が大きく変わります。
これまで私も、何度も「蹴り足を残すこと」を意識してきました。
頭では分かっているつもりでした。
しかし今日、実際にHALとのタイミングが合い、歩きが自然になったことで、初めて身体で意味が分かったように感じました。
着地した脚をすぐに抜かず、足裏の荷重が母趾球付近へ移るまで待ちます。
蹴り足を最後まで残したことで、HALと身体のタイミングが合い、
自然に次の脚が出るようになりました。
今日は、昨日までのように長い距離を続けて歩くことはしませんでした。
半分ほどの距離で戻り、3分休む。
回復してから、また歩く。
この繰り返しです。
長く歩いたという達成感は、昨日までより少ないかもしれません。
しかし、疲れて腕へ頼り、歩き方が崩れた状態で距離だけを伸ばすよりも、よい動きを繰り返す方が意味があります。
腕で支える前に休む。
肩が上がる前に休む。
脚の動きが乱れる前に休む。
そして、回復した状態でもう一度、蹴り足を残す歩きを確認する。
今日は、歩く距離よりも、歩き方の質を優先したHAL散歩になりました。
首の痛みが残っているため、身体の状態を確認しながら腕を動かしました。
午後2時からは肩HALを行いました。
昨日に続いて、新しくなった肩HALです。
腕を上げる時に働く屈曲側の筋肉と、腕を下げる時に働く伸展側の筋肉の反応を、画面で確認しながら訓練しました。
今日は首の痛みが残っていました。
座った状態で顔を右へ向けようとすると、約30度のところで痛みが出ます。
そのため、肩HALでも首や肩に無理な力が入らないように気を付けながら行いました。
肩HALを終えた後は、首を中心にマッサージをしてもらいました。
HAL散歩や肩HALだけでなく、その日の痛みや身体の状態に合わせて、メンテナンスまでしてもらえることは本当にありがたいです。
HAL散歩7月Day3。
今日は、二つの大きな気づきがありました。
一つ目は、
疲れる前に休むこと。
昨日までは、長い距離を歩いた帰りに疲れ、腕や肩へ頼っていました。
今日は半分ほどの距離で戻り、3分休む作戦に変えました。
その結果、腕や手に大きな負担をかける前に身体を回復させ、再び歩くことができました。
二つ目は、
蹴り足を最後まで残し、コンマ何秒を待つこと。
着地したら、すぐに次の脚を自分で前へ振り出そうとしない。
足裏の荷重が母趾球付近へ移るまで待つ。
後ろの脚をすぐに抜かず、最後まで残す。
そしてHALに任せる。
そのわずかな時間を待ったことで、HALと身体のタイミングが合い、歩き方が自然になりました。
モーター音まで静かになったように感じました。
これまで何度も言われ、何度も意識してきた「蹴り足を残す」という課題。
今日、ようやく身体で意味が分かったように思います。
午後は肩HALを行い、終了後には痛みの残る首をマッサージしてもらいました。
今日は長く歩いた日ではありません。
しかし、疲労によって歩きを崩す前に休むことと、HALに任せるためのコンマ何秒を見つけることができました。
距離では測れない、大きな収穫があった一日でした。
※フォレストカレッジホームページ
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