

2025年12月25日
林業の魅力シリーズ第383弾
クリスマスツリーは林業だった?
森から始まる冬の一本の物語
今日は12月25日。
街では、きらびやかなクリスマスツリーが並びます。
でもふと立ち止まって見ると、
あのツリーも、一本の木です。
そう考えると、
クリスマスツリーは、
世界でいちばん身近な林業かもしれません。
クリスマスツリーのはじまり
クリスマスツリーの原型は、
ヨーロッパで冬でも緑を保つ常緑樹を
命の象徴として家に迎え入れたことに始まります。
モミやトウヒなどの針葉樹は、
厳しい冬でも葉を落としません。
人は昔から、
「冬に緑でいる木」に
特別な意味を見てきました。
実は、きちんと“育てられている木”
海外では多くのクリスマスツリーが、
専用の農園で育てられています。
10年ほどかけて
樹形を整え、
枝ぶりを見ながら育てる。
切った分だけ植える。
これは立派な循環型の林業です。
飾られる一瞬だけでなく、
そこに至るまでの時間が、
木の価値をつくっています。
林業者の目で見るクリスマスツリー
林業に関わる人がツリーを見ると、
ついこんなところに目が行きます。
枝の付き方
樹形のバランス
色の濃さ
根元の締まり
「この木、丁寧に育てられているな」
そんなふうに感じることも少なくありません。
クリスマスが終われば、
ツリーは役目を終えます。
でもそれで終わりではなく、
チップや堆肥となって、
また森へ還っていきます。
彩ちゃんが、ツリーを見ながら言いました。
「飾られている時間より、
育ってきた時間のほうが長いんですね」
今日は少しだけ、
森から来た一本の木に
思いを向けてみるのもいいかもしれません。
note更新のお知らせ(12月24日更新)
彩ちゃんの安全物語 第17話が公開されました。
『なぜ“確認”は省いてはいけないのか』
― 慣れが生む油断。安全の最後の砦 ―
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