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林業の魅力シリーズ

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赤松(アカマツ)の魅力を徹底解説!日本の森を支えてきた“陽樹の王様”のひみつ

2025年11月18日

林業の魅力シリーズ第356弾

(火曜日テーマ:偉人&樹木)

 

 

赤松(アカマツ)の魅力を徹底解説!

 

日本の森を支えてきた“陽樹の王様”のひみつ

 

 

 

「今日はアカマツのお話なんですね!」

 

 

秋色の森で、

 

彩ちゃんが落ちていたアカマツの枝を

 

手に取りながら笑顔を向けてくれました。

 

 

赤茶色の樹皮が光に当たると、

 

ほのかに温かい色に見えて、

 

思わず触れたくなる――。

 

 

アカマツは、日本の山を古くから支えてきた

 

代表的な樹木です。

 

松明、建築材、木炭、景観づくり…

 

その役割は驚くほど多彩。

 

 

そして何より、

 

松の木と生きてきた先人たちの知恵が、

 

今も私たちの暮らしに息づいています。

 

 

今日は、彩ちゃんと一緒に

 

“アカマツの魅力”をのぞいていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

アカマツの「赤」のひみつ

 

「この赤茶色、なんだかあったかいですね」と彩ちゃん。

アカマツの名前の由来にもなっている赤い樹皮は、

年齢を重ねるほど味わいを増します。

 

森の中に入ると、スラッとした姿で

まっすぐ天に伸びるアカマツは本当に美しい。

 

 

火に強い性質を持ち、痩せ地でも生き抜く

“たくましさ”も魅力です。

 

松枯れの問題で減ってしまいましたが、

だからこそ今、改めて価値が見直されています。

 

 

 

生活と文化を支えてきたアカマツ

 

昔の家屋の柱、松明、炭、船材――

アカマツは日本の暮らしを長い間支え続けてきました。

 

彩ちゃんが拾った松ぼっくりを手に、

「これって森の宝みたいですよね」

と言ったその一言が、まさに本質。

 

松脂(まつやに)は防水・防腐に役立ち、

“松の木一本あれば何か作れる”と言われるほど、

利用用途が多かったのです。

 

 

 

未来の林業でアカマツはどうなる?

 

「アカマツって、これからどうなるんですか?」と彩ちゃん。

松枯れ対策、育成の難しさはありますが、

逆に言えばポテンシャルが高い木でもあります。

 

・景観林

・薪炭材

・アロマ(松脂の香り成分)

・環境保全

・郷土種としての復活プロジェクト

 

特に近年は“アカマツを未来に残す植栽プロジェクト”

も全国に広がっています。

 

林業の未来は、単に木を育てるだけではなく、

文化や景観まで育てる時代 に移っています。

 

 

 

森の中でアカマツを見つけたときの、

 

あのすっとした佇まい。

 

 

彩ちゃんが言った

 

「アカマツって、なんだか誇り高い感じがしますね」

 

という言葉が印象的でした。

 

 

今の時代にこそ必要な“凛とした木”。

 

アカマツは、日本の山と暮らしの歴史を

 

静かに守り続けながら、

 

未来にも光を届けてくれる樹木です。

 

 

 

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