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2025年10月12日
令和7年度 埼玉県林業技術者育成研修
Day26
伐倒の精度を高める ―
受け口と追い口を極める一日
10月12日(日)の研修
〇伐倒実習
・伐倒方向を意識した受け口作り
2025年10月12日(日)、
令和7年度埼玉県林業技術者育成研修は
第26日目を迎えました。
本日は「伐倒方向を意識した受け口作りと修正の練習」。
昨日までの“受け口”の基礎に加え、
今日は「狙う伐倒」への第一歩です。
林業の世界では、
木を倒す方向がわずかにずれただけで、
安全も作業効率も変わります。
それを防ぐには、
確かな技術と丁寧な確認が不可欠です。
昨日の受け口練習に加え、
今日は伐倒方向を正確に意識した切り方の練習。
いよいよ実践の形に近づいてきました。
「伐倒方向を意識する」とは、
単に切る角度を変えることではなく、
木と向き合う姿勢そのもの。
確認と修正を何度も繰り返します。
受け口の会合線(切り口が合わさる線)を
正確に合わせるため、細かな修正作業を繰り返す。
「あと1mm」──そんなこだわりが技を磨きます。
伐倒方向を決める際に重要なのは姿勢。
チェンソーの角度と視線のラインを一致させることが
精度を高める秘訣です。
班全員で受け口の角度と深さを計測。
「ここが浅い」「この角度はいいね」など、
仲間同士でフィードバックを重ね、互いに成長します。
本日の集合写真。雨上がりの山に笑顔が並びました。
地味な練習ながら、着実に一歩前進した一日でした。
10月18日(土)の研修
〇伐倒実習
今日のテーマは“修正”。
受け口を作るだけでなく、方向、角度、深さ、会合線──
全てを確認しながら整える。
それは、ただ木を切る作業ではなく、
森と対話しながら正確さを極める訓練です。
次回は、いよいよ「追い口」の完成形へ。
一本の木に、全員の努力と集中が刻まれています。
※令和7年度埼玉県林業技術者育成研修オンライン説明会(25/06/09)
※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!
ぜひご覧ください。
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