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埼玉県林業技術者研修

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こんな釣り竿の使い方があったのか(*_*)

2022年9月17日

令和4年度埼玉県林業技術者育成研修 day7

本日9月17日(土)の研修

〇測量実技
・森の健康診断

令和4年度埼玉県林業技術者育成研修の第7日目は測量実技。

午前中は手入れをしていない森の健康診断。

午後は手入れをしている森の健康診断。


今日は入校してから初めて山に入ります。

みんな顔が生き生きとしています。


山に入ったど―

始めて我が子を送り出す気持ちになります。

人工林の植生調査

5m四方の調査枠を張ります。

この中の落葉層や腐植層がどれだけ覆っているか調べます。

また、草と低木の被覆率も調べます。


腐植土調査

枠内にどれだけ腐植土がどれだけ覆っているか調べます。


草と低木の被覆率を調べます。

草の種類も調べます。

混み具合調査

植栽木の胸高直径を測ります。

中心木を中心に釣り竿を回して半径5.65mの円を描きます。

釣り竿はこんな使い方があったのかとびっくりします。

5.65mというのは、とても半端なながさですが、この長さには意味があります。
5.65mの釣り竿が届く範囲というのは、つまり半径5.65mの円の中の木の太さを測ったということです。
そして、半径5.65mの円の面積は、ほぼ100㎡になるのです。
森の健康診断は、100㎡という面積の中のデータを調べ、その森が健康かどうかを調べる方法です。
ですからこの5.65mはとても大切な長さなのです。


半径5.65mの中に入っているすべての木の胸高直径を測ります。

そして、平均直径をだし、それに近い平均直径木を探します。

中心木と平均直径木の樹高を測ると、

林分形状比やhaあたりの木の本数、

平均樹間距離と相対幹距がわかりその森の状態が数字で分かるようになります。


森の健康診断の発表

手入れをしていない森、

手入れをしている森の調査結果を各班で発表します。

研修のみなさん、1日よくがんばりました。

明日はコンパス測量ですが、台風がとても心配です。

9月18日(日)の研修

〇測量実技
・コンパス測量

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