

2026年10月1日
HAL散歩9月 Day3は、月曜日からの疲れも抜け、HALにも身体が慣れてきて、今週で一番自然な歩きを感じられた一日になりました。
これまでのHAL散歩でも、水曜日は比較的調子が上がることが多くあります。
月曜日は埼玉からの移動。
火曜日は身体を整えながらHALに慣れる。
そして水曜日になると、疲れが取れて身体とHALの動きがかみ合ってくる。
今回も、まさにそんな流れになりました。
今日は足を前へ出そうと頑張るというより、身体全体が自然に前へ進んでいく感覚がありました。
Day1で感じた、
「後ろ足を残したのではなく、身体が前へ進んだから自然に残った」
という感覚も続いています。
今日はさらに低い位置から、広角で全身を撮影してもらいました。

今日はさらに低い位置から広角で全身を撮影。水曜日らしく疲れも抜け、自然なリズムでHAL散歩ができました。
写真を見ると毎回同じHAL散歩に見えるかもしれません。
しかし、歩いている本人には違いが分かります。
以前は、
「足を出さなくては」
「後ろ足を残さなくては」
と、一つ一つの動きを考えていました。
今は少しずつ、
身体が前へ進めば、その流れの中で足が動く
という歩き方に変わってきています。
外へ出た時、旧館も撮りました。

私のHAL散歩の原点となった新潟病院旧館。HALの治験時代から、この場所で歩くことを続けてきました。
この旧館を見ると、どうしてもHALの治験を始めた頃を思い出します。
あの頃から何年も経ちました。
その間、歩き方を何度も考え直し、うまくいく日も、まったく身体が動かない日もありました。
だからこそ、今日のように身体とHALの動きが自然につながる日は、単なる「調子が良かった一日」ではありません。
これまで積み重ねてきたものが、少しずつ身体の中に残っているのだと思います。
今日のHAL散歩で、スタッフさんから印象的な言葉がありました。
「引っ張る力を入れなくても、ホイストがスムーズに前へ動いている」
という話です。
これは私自身にも、とても分かりやすい言葉でした。
これまでのHAL散歩では、歩行器やホイストに引かれて前へ進んでいる感覚になることもありました。
しかし今日は違いました。
スタッフさんが前から引っ張っているのではなく、私の身体が前へ進み、その動きについてホイストが自然についてくる。
そんな状態だったようです。
Day1では、
「残したのではなく、残った。」
そしてDay3では、
「引っ張られたのではなく、自分が進んだ。」
今週は、歩く感覚が少しずつ変わっています。
もちろん、これだけで歩行能力そのものが大きく改善したとは言えません。
それでも、今日のように身体、HAL、ホイストの動きが自然につながった感覚は、大切に覚えておきたいと思います。
歩行のHALだけではありません。
HAL散歩を終えたあと、今日も肩HALを行いました。

今日も肩HALを継続。歩くだけでなく、上半身の動きも一つ一つ身体に覚えさせていきます。
私の場合、下半身だけではなく上半身の筋力低下も大きな課題です。
そのため新潟病院で肩HALができることは、とても大きいと感じています。
腕を上げる。
腕を下ろす。
普通なら意識することもない動きですが、私にとっては大切なリハビリです。
歩行と同じように、力任せではなく、できるだけ自然な動きを繰り返していきます。
HAL散歩と肩HALを終えたあと、今日は天気も良かったので病院の外へ出ました。
病院の中にずっといると、空気も景色もどうしても同じになります。
外へ出て、新鮮な空気を吸う。
青空を見る。
そして目の前には米山。

晴れた空の下に広がる米山。HAL散歩の合間に外へ出て、新鮮な空気と日差しを浴びながらリフレッシュしました。
日差しを身体いっぱいに浴びながら、しばらく外の空気を楽しみました。
こういう時間も、5日間の入院リハビリでは大切です。
HAL散歩だけを考えて一日を過ごすのではなく、外へ出て身体と気持ちをリセットする。
今日は歩きの調子も良く、天気にも恵まれました。
身体だけではなく、気持ちまで少し軽くなった水曜日でした。
今日の一番の収穫は、やはり、
「引っ張られなくても前へ進めた」
ということです。
足を無理に前へ出す。
後ろ足を意識して残す。
腕で身体を支える。
そうした一つ一つの操作を減らしながら、身体全体が自然に前へ進む。
その結果としてHALも動き、ホイストもついてくる。
今週のHAL散歩では、少しずつそんな歩きに近づいているように感じます。
水曜日は、やはり身体の疲れも抜け、HALにも慣れて調子がいい。
だからこそ、この良い感覚を木曜日、金曜日へどうつなげるか。
明日も無理に記録を求めず、
「疲れる前に休む」
を忘れずに、今日の自然な歩きをもう一度確かめたいと思います。