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林業の魅力シリーズ

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ドローンが木を植える時代へ──林業の“空の作業員”が活躍する現場とは?

2025年10月6日

林業の魅力シリーズ第329弾

 

ドローンが木を植える時代へ──

 

林業の“空の作業員”が活躍する現場とは?

 

 

 

山のてっぺんに苗木を植えに行く──

 

この一言を聞いただけで「大変そう」と感じる方も

 

多いかもしれません。

 

 

けれど今、そんな山林での再造林や

 

植え付け作業を助ける“空の仲間”が登場しています。

 

その名は「ドローン」。

 

 

かつては空撮や監視の道具だったドローンが、

 

林業の現場で直接作業を行う存在へと

 

変わりつつあるのです。

 

 

 

 

 

 

「作業するドローン」の登場

 

これまで林業で使われていたドローンは、

主に空撮や測量、モニタリングなどが中心でした。

 

しかし最近では、再造林の現場で実際に「種をまく」

「肥料を撒く」などの作業を行うドローンが開発され、

実用段階に入りつつあります。

 

 

 

再造林における新しい可能性

 

ドローンはGPSで指定した地点に、

バイオ分解可能な種子ポッド(種のカプセル)を

正確に散布することができます。

 

これは特に、急傾斜地や崩壊地、足場の悪い場所など、

人が入りにくい場所で大きな効果を発揮します。

 

苗木の運搬や、

人手による植え付け作業の省力化にもつながります。

 

 

 

国内での実証実験も本格化

 

広島県、熊本県、長野県などでは、林野庁の支援のもと、

2025年から実証実験が本格的にスタート。

 

森林組合や再造林支援事業者などが連携し、

山の状況に応じた効率的なドローン運用のモデルが

模索されています。

 

 

 

空と地上の協働が林業を変える

 

もちろん、ドローンが人の仕事を

すべて代わるわけではありません。

 

「植える」「育てる」「管理する」──

それぞれの工程で、人とドローンが補い合う関係を

築いていくことが大切です。

 

将来的には、作業者の安全確保や労働軽減、環境配慮を目的に、

空と地上の協働がますます進んでいくでしょう。

 

 

 

FOREST COLLEGEとしての視点

 

株式会社FOREST COLLEGEでも、

こうした技術革新に関心を持ち、

今後の研修や安全教育にドローンや

ICTをどう組み込めるか、引き続き検討していきます。

 

 

「空の作業員」との協働が、

林業の未来をより明るくしてくれるはずです。

 

 

 

林業といえば「地に足をつけた仕事」という

 

イメージが強いかもしれません。

 

 

でも、これからは「空から支える林業」という

 

選択肢が生まれつつあります。

 

 

道具は進化しても、目的は変わりません。

 

森を育て、次の世代へバトンを渡す。

 

そのための方法として、

 

“空からの一手”があってもいいのではないでしょうか。

 

 

 

note連載「彩ちゃんの安全物語」更新情報

 

2025年10月1日、noteにて第5話を公開しました!

『私のチェーンソーが、木を切った──』

ついに自分で整備したチェーンソーで伐倒に挑戦する彩ちゃん。

これまでの学びがつながる“成長の瞬間”をお見逃しなく!

https://note.com/forestcollege/n/n09fdec217e61

 

 

 

※フォレストカレッジホームページ

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