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令和7年度埼玉県林業技術者育成研修

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通し練習で一人ひとりが自分の「伐倒スタイル」と向き合う日

2025年10月26日

令和7年度 埼玉県林業技術者育成研修 day30

 

〜通し練習で一人ひとりが

 

自分の「伐倒スタイル」と向き合う日〜

 

 

 

霧雨の降る静かな朝、研修生たちはひとり、

 

またひとりと集合場所に集まってきました。

 

 

本日はいよいよ「通し練習」の日。

 

これまでコツコツと積み上げてきた部分練習を卒業し、

 

「おいづる伐倒」を初めから最後まで一度も手を止めずに

 

実践する、まさに実戦形式のトレーニングです。

 

 

チェンソーのエンジン音が静かな山林に響くなか、

 

緊張と集中が入り混じる空気。

 

 

この一歩が、林業技術者としての確かな歩みとなる——

 

そんな思いが一人ひとりの胸に宿っていました。

 

 

 

「霧雨に包まれた朝、静かに燃えるやる気」

 

実習前の集合写真。

霧が立ち込める中、今日の通し練習に挑む研修生たちの顔には、

緊張感と覚悟がにじんでいます。

 

過酷な自然条件の中でも、

誇り高き林業技術者としての姿勢が揃っています。

まさに“現場に立つ者の気構え”が表れている1枚。

 

 

 

「いよいよ実践! 班ごとの連携が光る通し練習」

 

これまでのような部分練習ではなく、

最初から最後までノンストップで伐倒に挑戦。

 

各班の動きもスムーズで、

互いに声を掛け合いながら安全確認を徹底。

林内に響くチェンソー音が、皆の集中力を一層高めていました。

 

 

 

「突っ込み切りも板につく。身体が覚えた成果」

 

おいづる切り特有の技術である「突っ込み切り」にも

慣れが見え始めました。

 

チェンソーの刃を迷いなく木口に差し込む姿は、

明らかにこれまでの努力の積み重ね。

刃の角度、深さ、フォーム…どれも格段に安定してきています。

 

 

 

「技術は素直さから。笑顔がつなぐ教えと学び」

 

講師の言葉に素直に耳を傾け、笑顔で応える研修生たち。

受け入れる心があるからこそ、筋肉も柔軟に反応し、

技術が体に染み込んでいく。

まさに「心が整えば技も伸びる」——学びの本質を感じる瞬間です。

 

 

 

「筋肉の順目が導く“まっすぐな一線”」

講師のアドバイスを即座に反映し、

突っ込み切りのラインが見事に水平に。

 

筋肉の動きが刃先に正確さを与え、

一本の木が安全に倒される。

訓練が技術に、技術が自信に変わったことが

はっきりと見える1カット。

 

 

 


「反復練習の中に答えがある」

 

受け口1つに対して、2回の追い口を入れる応用練習。

1回目との違いを自らの手で感じ、

再現性と安定性を追求していく姿が印象的。

 

写真からは、技術を“使いこなす力”を養うプロセスが

しっかりと伝わってきます。

 

 

 

本日の通し練習は、研修生一人ひとりが「伐倒」という

 

作業と真剣に向き合う貴重な時間でした。

 

 

成功もあれば、悔しさもあったことでしょう。

 

しかし、確実に“現場で生きる力”が養われています。

 

 

おいづる伐倒の確かな技術を身につけ、

 

木を倒す者としての「責任」と「誇り」を育てていく——。

 

その第一歩が今日、踏み出されたのです。

 

 

 

※令和7年度埼玉県林業技術者育成研修オンライン説明会(25/06/09)

 

※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!

 ぜひご覧ください。

 

※職業人講和アーカイブ

 

※杉の特性を存分生かしたタイニーログハウス

 

※オンライン説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※現地説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※動画で昨年の埼玉県林業技術者育成研修の様子をチェック!


https://youtu.be/IUJ07_DTw3A

 

※動画でレクリエーションゲームをチェック!

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