

2025年10月30日
林業の魅力シリーズ第346弾
“森の声”を聴く──
森林アートと林業の交差点
林業というと、伐採や植林といった
「作業」のイメージが強いかもしれません。
しかし、森には人の心を動かす
「表現の力」も宿っています。
今回は、森を舞台に繰り広げられる
「森林アート」に注目し、
林業との新しいつながりを探ってみましょう。
森林アートとは?
土、木、石など自然素材を使って表現される
「ランドアート」や「アースアート」
森そのものがギャラリーになる試み
有名な例:アンドリュー・ゴールズワーシー
(自然物のみで一時的な作品をつくる)
林業とアートが交差する現場
間伐材や伐根(ばっこん)を使った
彫刻やインスタレーション
山村地域でのアートイベントによる地域振興
(例:岐阜・飛騨の木材アート展)
森の静けさや光を体験する
「森林浴×アート」イベントの開催も
彩ちゃんの森レポート「見えない声を感じる時間」
彩ちゃんが訪れた間伐材のアートイベントでの気づき
「伐ったあとに、どう活かすか」
森が語りかけてくるような作品に涙ぐむシーンも…
森の声を“聴く”という感性
林業は科学や力学だけでなく、「感性」の職業でもある
アートがその感性を引き出し、
未来の担い手たちに新しい道を示す可能性
森と人をつなぐ「表現」の力に注目しよう
森林アートは、伐採でも植林でもない、
新たな「森との向き合い方」です。
木を使い、森を活かし、
そこにある命や風景を表現する。
林業と芸術、その交差点には、
きっと未来の林業のヒントがあるはず。
今日も彩ちゃんは、
森の声に耳を傾けながら歩き続けます。
note更新情報(2025/10/29更新)
彩ちゃんの安全物語 第9話「声より先に、合図で伝える」
“声”だけに頼らない──
安全な作業のための「合図」の重要性を、
彩ちゃんが実体験をもとに語ります。
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