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安全衛生教育

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チェーンソー特別教育出張講習レポート ~台風接近の中での挑戦~

2024年8月29日

チェーンソー特別教育 in 神奈川県シルバー人材センター連合会

 

8月26日と27日、神奈川県平塚市で神奈川県シルバー人材センター連合会主催の

チェーンソー特別教育出張講習が開催されました。

 

台風が接近する中での講習となり、2日目は降水確率100%という厳しい条件でしたが、

平塚球場のひさしを利用して運を天に任せることに。

 

奇跡的に曇り空の中で無事に実技を行うことができ、

全員が安全に関する知識を深め、2日間の講習を終えることができました。

 

参加者は公益財団法人 平塚市生きがい事業団の会員さん24名で行われました。

 

 

8月26日(月)day1 学科

 


公益財団法人 平塚市生きがい事業団の会員さんのみを対象にした講習なので、

受講生同士の年齢差が少なく、講師の説明がスムーズに伝わりました。

 

 


かかり木の外し方を学びます。

かかり木は林業災害の中でも特に多い事故の原因となるため、しっかりと学んでいただきました。

 

 


ソーチェーンの取り付け方を動画で説明し、その後実技でも実際に取り付けの手順を確認しました。

これにより、理解が深まります。

 

 


ソーチェーンの取り付けは非常に重要な作業ですので、ビデオを細かく作成し、細部まで徹底的に教えました。

 

 

8月27日(火)day2 実技

 


2日目の実技は平塚球場で行われました。

球場でのチェーンソー特別教育は初めての試みです。

 

 


目立て実習では、「泣くほど研げば笑うほど切れる」との言葉を念頭に、真剣に取り組みました。

 

 


参加者全員が同じ切れ味を出せるよう、ホルダーガイドとヤスリホルダーを使い、

刃の角度と丸みを一定に保つ技術を学びました。

 

 


下肢の切創防止用保護衣の正しい着用方法を学びました。

安全の第一歩は適切な装備からです。

 

 


エンジンの正しい始動方法を学びました。

これにより、始動時の事故のリスクを減らすことができます。

 

 


玉切り実習では、チェーンソーの重さを利用して切る方法と、アクセルワークを習得しました。

受講生は良い姿勢でキックバックにも対応できています。

 

 


片持ち材と橋状の木の切り方を学びました。

私の師匠であるカナダ・BC州ケローナのオカナガンスクールオブログビルディング校長

デル・ラダムスキー氏直伝の技術を伝授しました。

 

 


橋状の木を切る際の最後の工程として、下から上に切り上げる技術を学びました。

 

 


枝払い実習では、キックバックが多い作業であるため、繰り返し練習を行い、体で覚えることが重要です。

 

 


実際の伐倒方法を講師がデモンストレーションし、伐倒工程を細かく説明しました。

 

 


受講生はシルバー世代とは思えないほど若々しく、エネルギッシュに実技に取り組んでいました。

 

 


斜め切りの実習では、必ず下切りの線と一致させることの重要性を学びました。

 

 


通常伐倒とオープンフェイス伐倒法の2つの方法を、数字で表しながら丁寧に説明しました。

 

 

2日間にわたる講習を、台風の接近という困難な条件の中で無事に終えることができました。

公益財団法人 平塚市生きがい事業団の会員さんたちは、皆さん熱心に学び、安全に対する意識を高めました。

次回の講習も、さらに多くの方にご参加いただけることを心よりお待ちしております。

 

※神奈川県秦野市でのチェーンソー特別教育の様子

http://www.young-leaves.com/chainsaw-special-training-report-hadano/

 

※埼玉県加須市でのチェーンソー特別教育の様子

http://www.young-leaves.com/chainsaw-special-training-report-kazo-city/

 

※埼玉県宮代町でのチェーンソー特別教育の様子

http://www.young-leaves.com/success-case-chain-saw-special-training-at-miyashiro-silver-human-resources-center/

カテゴリ:安全衛生教育
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