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林業の魅力シリーズ

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クスノキはなぜ日本人を守り続けてきたのか?1000年生きる“祈りの木”の正体

2025年12月9日

林業の魅力シリーズ第371弾

 

クスノキはなぜ

 

日本人を守り続けてきたのか?

 

1000年生きる“祈りの木”の正体

 

 

 

 

神社に入ると、どっしりと構える大きな木。

 

学校の校庭の端で、

 

何百年も子どもたちを見てきた一本の木。

 

 

そんな風景のそばには、

 

よく クスノキ(楠) が立っています。

 

 

なぜこの木は、

 

日本中で「守り木」のように扱われてきたのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

1000年生きる“日本最大級の常緑樹”

 

クスノキは、南日本を中心に育つ常緑の広葉樹で、

条件がそろうと 樹齢1000年を超える巨木 になります。

 

幹は人が何人も手をつないで囲めるほど太く

葉は一年中、青々と茂り

台風にも、豪雨にも、簡単には倒れません

 

だから昔から、人々はこう感じてきました。

「この木は、きっとこの土地を守ってくれている」

 

 

 

クスノキは“暮らしを守る木”でもあった

 

クスノキが特別なのは、大きさだけではありません。

この木からは 強い香りの防虫成分(樟脳) が取れます。

 

昔は――

タンスに入れて虫除け

船材や建材にして腐りにくく

薬や防腐剤としても使われてきました

 

つまりクスノキは、信仰の対象であると同時に、

生活を実際に支える“実用品の木” でもあったのです。

 

「拝む木」であり、「使う木」でもある。

この二つを同時に担ってきた木は、

日本の森の中でもそう多くありません。

 

 

 

なぜ神社にクスノキが多いのか

 

多くの神社で、御神木としてクスノキが立っています。

それは偶然ではありません。

 

倒れにくい

枯れにくい

大きく育つ

火にも比較的強い

 

つまりクスノキは、

「長く、静かに、人の営みを見守れる木」 だったのです。

 

戦争も、災害も、町の姿が変わっても、

その場に立ち続ける姿は、

人にとって「変わらない安心」そのものでした。

 

 

 

クスノキは、何もしゃべりません。

 

でも何百年、何千年という時間の中で、

 

ずっと人の暮らしのそばに立ち続けてきました。

 

 

林業が木を育てる仕事だとしたら、

 

クスノキは 「人の暮らしと心を育ててきた木」

 

なのかもしれません。

 

 

森を見上げていた彩ちゃんが、

 

静かに言いました。

 

「この木、ずっとここで、

 

みんなを見てたんですね…」

 

 

 

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