2024年2月17日
みなさま、こんにちは。
2月17日、あじさいの会森林整備の第4日目を迎えました。
今日も、令和5年埼玉県林業技術者育成研修の卒業生が参加し、
おいづる式伐倒の実践練習に挑みました。
今回の作業では、周囲の安全確認、追い口の適切な位置決め、
安全確認のための適切な間隔の確保、
そして伐根チェックへの集中が重点課題となりました。
さらに、基本への回帰として、キャリパーを用いた立木の直径測定も行い、
下切りの正確性を高める練習を実施しました。
立木の直径をキャリパーで測定し、下切りの深さを正確に求める練習からスタート。
基本に忠実な作業が、安全で正確な伐倒への第一歩です。
この正確性が、伐倒作業の成功を左右します。
受け口の作成は、何度も練習を重ねることで完成度が高まります。
受け口は「切る」のではなく「作る」もの。
水平に切り進める技術が要求されます。
このプロセスは、技術の向上と安全への配慮を確認する重要な作業です。
キックバックに十分注意しながら安全に作業を進めます。
ガイドバーが挟まれないように、注意深く作業を行います。
林業においては、ただ木を伐るだけでなく、
作業の各段階で周囲に対する細心の注意を払うことが絶対に必要です。
今日の作業を通じて、一つひとつの作業を丁寧にこなすことの重要性を再確認しました。
次回の森林整備Day5も、これらの基本原則を念頭に置きながら、
より安全で効率的な作業を心がけましょう。
あじさいの会では、安全と正確性を最優先事項として、埼玉県の豊かな森林を守り続けていきます。