

2026年5月14日
HAL散歩5月、3日目。
昨日は、とにかく笑った。
いろいろな角度から撮影して、
スタッフの皆さんと笑いながら歩いた。
最近は、歩くことそのものが億劫に感じることもあった。
腕で支えないと歩ける気がしない。
その腕で支えること自体も、かなりの重労働になる。
だから、歩くことが少し苦しくなっていた。
でも昨日のHAL散歩は違った。
歩きながら笑った。
撮影しながら笑った。
真面目なリハビリのはずなのに、
なぜか大笑いした。
その大笑いが、今日になって大事なことを思い出させてくれた。

昨日の大笑いをきっかけに、今日は「歩ける楽しさ」を思い出しながらHAL散歩。
数字より先に、歩くことを楽しいと感じることが大事だと思った。
HALというと、どうしても
リハビリ、訓練、評価、数字、歩行距離、
そういう言葉が先に浮かぶ。
もちろん、それは大事だ。
2分間歩行。
10m歩行。
歩行速度。
歩行距離。
どれも、自分の状態を知るためには必要な指標である。
でも、昨日の大笑いHAL散歩で思った。
HALの目的は、
ただ数字を伸ばすことだけではない。
歩けない人を、楽しく歩けるようにすること。
そこに大きな意味があるのだと思う。
初めてHALを装着して歩いたとき、
私は本当に驚いた。
人にとって歩くことは、
あまりにも当たり前のことかもしれない。
でも、その当たり前が難しくなった人間にとって、
一歩前に出ることは、決して当たり前ではない。
HALをつけて歩いたとき、
「歩ける」ということが、こんなにも楽しいのかと思った。
その感覚を、最近少し忘れていたのかもしれない。
歩かなければいけない。
リハビリしなければいけない。
結果を出さなければいけない。
そう考えるほど、
歩くことが苦しくなる。
でも、本当は逆だった。
歩けることが楽しい。
だから、また歩きたくなる。
その順番を忘れてはいけない。
今回は、2分間歩行や10m歩行などの歩行テストは行わない。
数字を追うのではなく、
HALの力を借りて、身体を整える1週間にしている。
最初はそれでいいのかという不安もあった。
でも、今は少し考え方が変わってきた。
歩くことを楽しいと感じられれば、
身体は前向きに動こうとする。
力みも少し抜ける。
表情も変わる。
歩行リズムも変わる。
その結果として、
2分間歩行や10m歩行の数字も、
いつか後からついてくるのかもしれない。
先に数字を追うのではなく、
まず歩く楽しさを取り戻す。
今回の5月HAL散歩は、
そこから始め直す1週間なのだと思う。
今回の入院は、出だしから気持ちが重かった。
新潟へ向かう前から、HALに対する気持ちも少し鈍かった。
でも、Day2の大笑いがきっかけになった。
HALは苦しいリハビリのためだけにあるのではない。
歩けない人が、
「歩くって楽しい」
ともう一度思えるようにするためのものでもある。
そう思えたことは、
今回の大きな収穫だった。
初心に帰る。
言葉にすると簡単だが、
実際にはなかなか難しい。
でも今日、私は少しだけ初心に戻れた気がする。
今日は、歩行距離や数字以上に、
大切なことを確認した日だった。
歩くことは、苦しいだけではない。
歩くことは、本来楽しい。
昨日の笑いが、
今日のHAL散歩につながった。
この感覚を忘れずに、
明日もまた一歩ずつ歩いていきたい。
HAL散歩5月 Day3。
今日は、歩ける楽しさを思い出した日だった。
※フォレストカレッジホームページ
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