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林業の魅力シリーズ

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林業で教わった言葉は一生消えない|山で胸に刺さった“あの一言”の話

2026年2月19日

林業の魅力シリーズ 第417弾

「消えない一言」

 


はじめに

山では、
たくさんの言葉が飛び交います。

「気をつけろ」
「逃げ道見たか」
「焦るな」

どれも大事な言葉です。

でも。

その中に、
一生消えない言葉がある。

今日は、その話をします。


Ⅰ.怒られた日の一言

若い頃、私は焦っていました。

早く一人前になりたい。
早く認められたい。

ある日、段取りを飛ばして作業を進めようとしたとき、
親方に言われました。

「早い仕事はな、速い仕事とは違うぞ」

静かな声でした。

でも、その一言で止まりました。

林業は“速さ”より“確かさ”。

あの日の言葉が、
今でも私のブレーキになっています。


Ⅱ.励まされた言葉

失敗して落ち込んだ日もありました。

思ったようにいかない。
自分は向いていないのかもしれない。

そんな時、別の先輩が言いました。

「木はな、急がせると怒るぞ」

思わず笑いました。

でも、その言葉は深かった。

自然は急がない。
だから人間も急ぐな。

それ以来、
私は森のリズムに合わせることを覚えました。


Ⅲ.何気ない一言が残る

不思議なものです。

立派な講演よりも、
山の中の何気ない一言のほうが残る。

なぜでしょうか。

それはきっと、
命がかかっている場所で発せられた言葉だから です。

山での言葉は軽くない。

重みがある。

あの一言があったから、
今日も無事に山を下りてこられている。

そう思える言葉が、いくつもあります。


おわりに

教わった技術は、やがて自分のものになる。

でも。

教わった言葉は、
自分の中でずっと生き続ける。

林業は、
道具や技術の継承だけではありません。

言葉もまた、受け継がれていく。

もしかしたら今、
私が何気なく言った一言が、

誰かの中に残っているのかもしれません。

そう思うと、
言葉の重みを、あらためて感じます。

 

note更新のお知らせ(2月18日更新)

彩ちゃんの安全物語 第24話が公開されました。

『それ、本当に今やる?』

 

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