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埼玉県林業技術者研修

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令和5年度埼玉県林業技術者研修:チェーンソー組付成功記―一発でエンジンがかかるまで

2023年10月15日

令和5年度埼玉県林業技術者育成研修 day18

10月15日(日)の研修
〇チェーンソースキルアップ研修
・スチールms210分解組立
・スチール㎳170分解組立

 

本日の研修は、スチールMS210の組み立てがついに完成しました。

分解から組み立てまでの長い道のりがようやく実を結びました。

 

緊張の瞬間、テストラン。火花チェック、圧縮テストをクリアした後、

エンジンをかける瞬間が来ました。

 

結果は…なんと両班とも一発でエンジンがかかりました!

この結果は、図解表を熟読し、実物としっかりと照らし合わせた成果です。

 

 


チーム「たけちゃんズ」、昨日の続きから、キャブレターの組み立て。

メタリングダイヤフラムからのインレットニードルの組付。

うまくいってそうです。がんばれ、研修生。

 

 

チーム「ストーンズ」もインレットニードルを組付けているところ。

ピンセットを使い慎重に組み立てる。

 

 


インレットニードルを組み込んだキャブレターをチェック。

しっかりと組み込まれていた。

研修生、よくがんばった!

 

 


ポンプダイヤフラムの取付。

ポンプダイヤフラムとメタリングダイヤフラムはガスケットの位置が違うので慎重に。

 

 


L(低速)ニードルとH(高速)ニードルの取付。

キャブクリーナーでしっかりとニードルの穴は掃除をしました。

 

 


スロットルとキャブレターの組付。

ここが意外とややこしいところ。

 

 


ファンカバーを組付けているところ。

もうすぐ完成です。研修生、がんばっている。

 

 


組付完了の後は動作チェック。

最初はスパークプラグの火花チェック。

しっかりと火花が飛んでいます。

コイルとフライホイールの間隔が適正だったということです。

 

 


次に行う動作チェックはシリンダー圧縮テスト。

しっかりと圧縮がありました。

これは期待が持てそうです。

 

 


そして、いよいよテストラン。

チーム「たけちゃんズ」とチーム「ストーンズ」のチェーンソーは一発でエンジンがかかりました。

 

 


最初は加速が遅く最高回転も9000回転まで上がらなかったエンジンも

キャブレターのセッティングをすることによって

アイドリング2800回転、最高回転13,000回転と定格より500回転多かったですが

ほぼ完ぺきなセッティングとなりました。

キャブレターのセッティングひとつで

チェーンソーの性能がこんなに変わるのかとびっくりした1日でした。

 

 


エンジンがかかったのでみんなで記念写真。

今までで最高のチェーンソーに出来上がりました。

そして、研修生、最高の笑顔です。

 

 


スチールMS210の成功の余韻が冷めないうちに、

すぐにスチールMS170への挑戦が始まる。

今回の研修は徹底的にチェーンソーの分解組立をさせて、

チェーンソーの構造を覚えこませる。

 

そして、今日一日の成果を振り返ると、

研修生たちの地道な努力が如何に素晴らしい結果をもたらしたのかがよくわかります。

分解、組立、そしてテストランまで、一つ一つのプロセスが研修生たちの汗と集中力、

そして手に汗握る緊張感の中で結実しました。

それは決して一夜にして達成されるものではありません。

 

彼らは技術だけでなく、チームワークとコミュニケーションも学び、

研修の過程で多くを得ました。

そしてそのすべてが、最終的な「成功」へと繋がりました。

エンジンが一発でかかる瞬間、その瞬間にすべてが報われたのです。

 

この日の成功は、研修生たちが築き上げた信頼と努力の賜物であり、

これからの林業界で彼らが大いに活躍することでしょう。

これまでの苦労が最高の成果を生んだ瞬間、私たちはただただ感動するばかりでした。

 

さて、来週も新たな挑戦が待っています。

でも、今日の成功が明日への大きな自信となることでしょう。

研修生たち、本当によく頑張りました。

心から誉め称えたいと思います。

 

 

10月21日(土)の研修
〇チェーンソースキルアップ研修
・スチールms170分解組立

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