2023年10月22日
令和5年度埼玉県林業技術者育成研修 day20
10月22日(日)の研修
〇チェーンソースキルアップ研修
・カッティングアタッチメント
研修生たちが一橋を渡った瞬間、
新たな挑戦が彼らを待っています―今日で「チェーンソースキルアップ研修」が締めくくられる日です。
それぞれの研修生が携える、未来の林業界で活躍するための構想や目標は異なるかもしれませんが、
この日に行われた研修を通して、共に歩む一歩を前進させるための重要な教えを得ることになります。
不確実な状況下で求められる専門技術、そして柔軟な思考力を身につけるこの一日は、
多くの研修生にとって忘れられない日となるでしょう。
丸ヤスリ一本からアタッチメントを使った研ぎ方まで奥深さを学ぶ。
チェーンソー特別教育では教えられないテクニックも網羅。
ホルダーガイドとヤスリホルダーでしっかり測定。
「泣くほど研げば笑うほど切れる」 精一杯の努力が報われる瞬間。
プロの技術を目指し、研修生たちは一生懸命に研ぎました。
ただ1本のソーチェーンを繋ぐだけではなく、切れたソーチェーンをどう修復するか。
その答えを一緒に探しました。
まずは余分なソーチェーンを外すのが ソーチェーン修復の第一歩。
余分な部分を外して、必要な長さに調整。
これがプロの技術です。
力を合わせて問題に取り組む二人。
その協力ぶりから研修生たちから「リベットブラザーズ」と呼ばれました。
研修の一コマである「チェーンソースキルアップ研修」が今日で終了しましたが、
その中で研修生たちは多くの貴重な知識と技術を得ました。
問題解決の思考力、精密な作業に必要な計測技術、そして何よりもプロとして必要な技術と知識。
これらはすべて、研修生が今後林業の現場でどれだけ貢献できるかを左右する要素です。
さて、チェーンソースキルアップ研修は終了しましたが、
これはあくまで研修の一部。前途には更なる多くの学びが待っています。
これからも研修生たちは、林業の未来を切り拓くため、
そして次世代のプロフェッショナルとして成長するために、引き続き研修に臨むこととなります。
何が待ち受けているのかわからない未来に対して、今日学んだことがどれだけ役立つのかもわかりません。
しかし、一つ確かなことは、この研修が研修生たちにとって価値ある時間であったということです。
10月29日(日)の研修
〇安全衛生
〇普通救命講習