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埼玉県林業技術者研修

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森の健康診断を実体験!手入れ済みと未手入れの森での調査の違いを探る

2023年9月16日

令和5年度埼玉県林業技術者育成研修 day7

9月16日(土)の研修
〇森の健康診断
・手入れをされていない森の健康診断
・手入れをされている森の健康診断

 

令和5年度埼玉県林業技術者育成研修の7日目が無事に終了しました。

今回のテーマは「森の健康診断」。

一見子ども向けの活動のような名前ですが、これは本格的な森林調査です。

土質や草の種類、林分密度、林分形状比、相対幹距など、多岐にわたる項目をしっかりと調査します。

 

 

【午前のセッション:手入れをされていない森の健康診断】


手入れが全く施されていない森の中。

草木が茂り、ここでの調査がどれほど大変だったかを物語る一枚。

 

 


研修生たちが調査作業に励む様子。

難易度の高い環境でも専念する姿が印象的です。

 

 


深い灌木の中、調査のために進む研修生たち。

進行するたびに挑戦が待っていることが伝わります。

 

 


調査の最中、きちんと記録を取る研修生の姿。

真剣な眼差しでメモを取る様子が伝わってきます。

 

 


手入れをされていない森の調査終了後の集合写真。

大変な作業を終え、一息つく皆さんの表情が心温まります。

 

 

【午後のセッション:手入れをされている森の健康診断】


手入れが行き届いている森の中での調査開始。

クリアな空気感が伝わってきます。

 

 


調査をする森の中で2,3番目の木を中心木として、

それを中心にして5m四方の調査枠を作ります。

基準となる木を選ぶ作業の重要性が感じられます。

 

 


5m四方の調査枠内での作業。

そのエリアに生える植物たちを一つひとつ確認しています。

 

 


釣り竿を5.65ⅿに伸ばして1周回しています。

釣り竿5.65ⅿの円は100㎡に当たります。

その中にある立木の調査をします。

 

 


100㎡内の立木の直径を計測。

正確なデータ取得のための手順が見受けられます。

 

 


立木の樹高を測定する様子。

ものさしを使っての高さ計測は、正確さが求められる作業です。

 

 


全ての調査が終了した後の集合写真。

満足そうな笑顔と疲れた表情が混在する中、成功した調査の喜びが感じられます。

 

今回の研修を通して、手入れの差が森の健康にどれだけ影響するのかを実地で確認することができました。

森林の大切さや、その管理の重要性を、研修生たちは身をもって感じ取った一日となりました。

 

9月16日(土)の研修
〇測量(外業)
・全国育樹祭開催地測量

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