

2026年1月17日
ログハウス講座 vol.72
ログハウスはいつ落ち着くのか
音・動き・暮らしが馴染むまでの時間
ログハウスに興味を持つ人から、
よく聞かれる質問があります。
「ログハウスって、
いつ落ち着くんですか?」
音はいつ静かになるのか。
動きはいつ止まるのか。
暮らしはいつ楽になるのか。
今回は、その問いに
正直に、時間軸で答えてみたいと思います。
1.「落ち着く」とは、音が消えることではない
多くの人が想像する「落ち着く」とは、
ミシッという音が消え、
ラップ現象が起きなくなることかもしれません。
でも実際には、
音がゼロになることはありません。
木は生きていた素材です。
湿度や気温が変われば、
今でも、これからも動きます。
ログハウスが落ち着くとは、
音が消えることではなく、
音に驚かなくなることです。
2.最初の数年は「家も人も慣れていない」
住み始めのログハウスは、
人で言えば赤ちゃんや幼児のようなもの。
よく動く
よく主張する
予想外の反応をする
それに対して、
住む側もまだ慣れていません。
だから最初の1〜2年は、
「何かおかしいのでは?」
「失敗だったのでは?」
と不安になることがあります。
でもそれは、
家と人、両方が慣れていない時期なのです。
3.数年経つと「家を信用し始める」
3年、5年と経つ頃、
多くの人が変化を感じ始めます。
音がしても気にならない
動いても慌てない
いちいち直そうとしなくなる
これは家が変わっただけでなく、
住む人の感覚が変わった証拠です。
家を「管理する対象」ではなく、
「一緒に暮らす存在」として
信用し始める時期です。
4.落ち着くのは、家よりも人のほう
はっきり言えば、
ログハウスが落ち着くのではありません。
人のほうが、落ち着く。
完璧にしようとしなくなる。
手を出しすぎなくなる。
「まあ、こんなものだ」と思える。
この瞬間から、
ログハウスは
驚くほど暮らしやすくなります。
ログハウスが落ち着くのは、
決まった年数があるわけではありません。
それは、
家と人の関係が落ち着いたときです。
音も、動きも、変化も含めて、
暮らしの一部として受け入れられたとき。
ログハウスは、
静かで、頼もしい存在になります。
次回 vol.73 では、
この先にある
「ログハウスとケンカしなくなる瞬間」
について書いてみようと思います。
note更新のお知らせ(1月14日更新)
彩ちゃんの安全物語 第19話が公開されました。
『“わかっているつもり”が一番危ない』
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