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ログハウス講座

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ログハウス講座 vol.18: スクライバーの使い方

2025年2月9日

スクライバーの使い方

 

 

ログハウスづくりの3種の神器――

それが「チェーンソー」、「スクライバー」、「アックス」です。

その中でも今回は「スクライバー」に焦点を当てて深掘りします。

 

ログ材を積み重ねて壁を作る際、材同士をぴったりと組み合わせるためには、

接合部の凹凸を正確に加工する必要があります。

 

スクライバーはこの加工を支える重要なツールで、

北米や北欧のログビルダーたちの現場でも広く使用されています。

 

 

 

 

スクライバーの使い方と手順

 

1. プラムラインのセッティング

・まず立木や壁などに板を立て、専用のポストを設置します。

・中央に鉛糸(プラムライン)を引き、水平を取ります。

これがスクライバー作業の基準となります。

・その後、作業中もこのラインを保ち続け、

レベルが崩れないよう定期的にチェックします。

 


 

 

2. レベルチェック

・針と鉛筆の間隔はログ材の1段目で異なるため、毎回正確に確認を行います。

・作業が進むたびにスクライバーを動かし、

両端をライン上に固定して水平が保たれているかをチェックします。

・習慣的に確認することで、作業精度を上げることができます。

 

 

3. スクライビング

・スクライバーをログ材に沿わせながら慎重に鉛筆でラインを引きます。

・気泡が中央に来ていることを確認し、正確に印をつけることがポイントです。

・鉛筆の先端が材を引っかけないよう注意しましょう。

 


 

 

スクライバーを使うメリット

スクライバーを用いた正確なライン引きは、

ログハウス全体の仕上がりに大きな影響を与えます。

 

これにより、ズレのない頑丈な構造を保ち、

美しい仕上がりが実現します。

 

 

スクライバーはログハウス作りにおいて

欠かせないツールのひとつです。

 

今回紹介した手順を実践することで、

作業の精度が大きく向上します。

 

実際のログハウス講座では、より詳細な図解入りのテキストで

わかりやすく解説しています。

 

当社ではスクライバーを使ったログワークの講習も

行っておりますので、ぜひご参加ください!

 

次回のログハウス講座もお楽しみに!

 

 

https://youtu.be/IAcN2RzH30A?si=bfPNR7-0EfzQuwq9

 

 

 

 

 

 

※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間をダイジェストでまとめました。

 ぜひご覧ください。


https://youtu.be/Lg37ja7FnBk

カテゴリ:ログハウス講座
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