2019年8月26日
林業における死亡災害は長期的に減少傾向にあるものの、2011年以降、改善がみられていません。
特に、チェーンソー作業による伐木作業中に発生した死亡災害は、毎年、林業全体の約6割をを占めており、伐木作業中に立木が伐倒作業者や周囲の作業者に激突する等の災害が発生しています。
厚生労働省では、このような労働災害の発生状況を踏まえて、伐木、かかり木の処理及び造材作業等における労働災害を防止するために、規定の新設又は見直しが行われました。
これにより、労働安全衛生規則の一部を改正する省令及び安全衛生特別教育の一部を改正する件が2019年2月12日にそれぞれ公布又は告示されました。
2020年8月1日からチェーンソー特別教育はチェーンソーを扱うすべての業種が対象となり、受講時間も学科9時間、実技9時間とそれぞれ1時間ずつ増えました。
通常ですと3日間の講習になってしまいますが、3日間も仕事を空けることができないのが実情です。
そこで当法人では18時まで受講時間をすることにより、2日間の講習で「新チェーンソー特別教育」修了証を取得できるようにいたしました。
また料金も、いつも皆様に支えられているNPOこぴすですから恩返しの意味も込めて料金据え置き、しかも消費税込みの10,000円です。
詳細は厚生労働省のリーフレットを添付いたしましたので熟読くださいますようお願いいたします。
なお、当法人の講習は常に二人の講師で安全を最優先して行なっていますので安心して受講してください。
※出張講習も行っております。詳しくはお問い合わせください。