

2026年1月11日
ログハウス講座 vol.70
間取りより先に、決めることがある。
家づくりの相談で、
最初に出てくる話題は決まっています。
「何坪くらいにしますか?」
「間取りはどうしますか?」
「デザインはどんな感じに?」
でも、ログハウスの場合、
その順番で考え始めると、
だいたい苦しくなります。
なぜなら、ログハウスには
間取りより先に決めるべきことがあるからです。
1.広さでも、デザインでもない
ログハウスで最初に決めるべきもの。
それは、
「どんな暮らしを、どれくらいの温度で続けたいか」
です。
きっちり管理したいのか
多少ラフでも気にしないのか
家を眺めたいのか
家に手を出したいのか
この前提が曖昧なまま、
広さやデザインを決めると、
家はどんどん重たくなります。
2.ログハウスは「使い方」で価値が決まる
ログハウスは、
完成した瞬間に価値が決まる家ではありません。
薪をどう扱うか
掃除をどう考えるか
手入れを楽しめるか
これらは、間取り図には書けません。
でも、ここを決めずに間取りを作ると、
暮らしが図面に縛られます。
3.プロが最初に聞く、たったひとつの質問
ログハウスづくりで、
プロが最初に確認したいのは、
「どんな家に住みたいか」ではありません。
「この家と、どう付き合いたいですか?」
手をかけたい
なるべく楽にしたい
多少不便でも味わいたい
この答え次第で、
間取りも、広さも、正解が変わります。
4.合わないと、家は「重たく」なる
vol.69で書いた
後悔の多くは、
ここでズレています。
立派すぎる
管理が追いつかない
使わない空間が増える
これは設計ミスではなく、
前提のミスマッチです。
ログハウスは、
合わないと
「手のかかる家」になります。
5.合えば、暮らしは驚くほど楽になる
逆に、最初の前提が合っていると、
ログハウスは驚くほど素直です。
多少の不便が気にならない
変化が楽しい
家とケンカしない
広さも、間取りも、
必要以上に要らなくなる。
家に合わせる暮らしではなく、
暮らしに寄り添う家になります。
ログハウスづくりで大切なのは、
「どんな家にするか」ではありません。
「どんな関係で、この家と暮らすか」。
そこが決まれば、
間取りも、広さも、デザインも、
自然に決まってきます。
それを外すと、家は重たくなる。
合えば、暮らしは驚くほど楽になる。
次回 vol.71 では、
不便も手間も知ったうえで、
それでもログハウスを勧める理由を
しっかり言葉にします。
note更新のお知らせ(1月7日更新)
彩ちゃんの安全物語 第18話が公開されました。
『その声は、届いているか』―
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