

2026年1月10日
ログハウス講座 vol.69
ログハウスで最初に後悔しやすいポイント
建てる前に知っておきたい現実
ログハウスに憧れている人ほど、
「後悔したくない」という気持ちを
強く持っています。
実際、
ログハウスそのものを後悔している人は
多くありません。
けれど、
「ここは考えが足りなかった」
「最初に知っていれば違った」
という声は、少なくないのも事実です。
今回は、
ログハウスで最初に後悔しやすいポイントを、
住んでから見えてきた現実として整理します。
1.ログハウスは「完成した家」だと思っていた
一番多い後悔は、ここです。
ログハウスは、
建てた瞬間に完成する家ではありません。
丸太は生きていた素材。
乾燥し、動き、音を出し、落ち着いていく。
それを
「不具合」
「失敗」
として見てしまうと、
後悔に変わります。
ログハウスは育てる家。
この認識がないまま住み始めると、
戸惑いが大きくなります。
2.「思ったより手がかかる」を想像していなかった
ログハウスは、
手間がゼロの家ではありません。
薪づくり
掃除
季節ごとの点検
木の変化への対応
これを
「面倒」と感じるか、
「暮らしの一部」と思えるかで、
満足度は大きく変わります。
後悔する人の多くは、
手間の量ではなく、
心の準備不足だったケースがほとんどです。
3.「デザイン」を優先しすぎた
ログハウスは、
見た目に惹かれて建てる人が多い家です。
でも、
デザイン優先で決めてしまうと、
後から困ることがあります。
動線が悪い
薪の置き場が遠い
掃除がしにくい
手入れが大変
ログハウスは、
暮らしの器です。
かっこよさより、
「どう使うか」を先に考えないと、
後悔につながります。
4.音や匂いを「想定外」にしてしまった
ログハウスは静かです。
でも、無音ではありません。
木が動く音、
薪ストーブの音、
自然の匂い。
これを
「味わい」と感じられるか、
「ストレス」と感じるか。
ここを想像しないまま住むと、
ギャップが大きくなります。
vol.68で書いた
ラップ現象の話も、
この典型です。
5.「誰にでも合う家」だと思っていた
最後に、一番大きなポイントです。
ログハウスは、
誰にでも合う家ではありません。
向いている人には一生もの。
向いていない人には重たい家。
それを
家の欠点にしてしまうと、
後悔になります。
後悔しない人は、
最初から
「これは自分に合っているか?」
を考えています。
ログハウスで後悔が生まれる原因は、
ログハウスそのものではありません。
思い込み
想像不足
準備不足
その積み重ねです。
逆に言えば、
これらを知ったうえで選べば、
ログハウスは
後悔の少ない家になります。
次回 vol.70 では、
こうした後悔を防ぐために、
プロが最初に決める3つのことをお話しします。
note更新のお知らせ(1月7日更新)
彩ちゃんの安全物語 第18話が公開されました。
『その声は、届いているか』―
※フォレストカレッジホームページ
※X
※アメブロ