

2025年9月15日
ログハウス講座 vol.56
薪ストーブとともに過ごす休日・・
秋の一日、ゆっくり火を焚く
今日は祝日。
時計に縛られず、ゆっくり目を覚ました朝。
少しひんやりとした空気に包まれた
ログハウスの寝室で目をこすり、
分厚い床板を素足で歩いてリビングへ。
冷えて静かな部屋の中、火の気が恋しい。
こんな日こそ、
「薪ストーブのある暮らし」の本領発揮です。
7:30 静かな朝に、火を入れる
まだ外は露をまとい、空気が澄んでいる。
昨晩の残り火を確認し、薪を数本、そっとくべる。
ゴウッと小さな音を立てて炎が上がり、
黒い鉄のストーブがじわじわと温まりはじめる。
この瞬間を、私は「朝の儀式」と呼んでいる。
じっくりと温まっていく室内の空気に包まれながら、
コーヒーをいれる。
焙煎したての豆と、薪の煙が入り混じる香りは、
ログハウスでしか味わえない“森のモーニング”。
9:00 薪ストーブで作る朝ごはん
鉄鍋をストーブトップに置き、ベーコンと玉ねぎを焼く。
じゅうじゅうと音がしてきたら、卵を落として蓋をして、しばらく待つ。
温まった部屋で、木のテーブルに朝食を並べる。
外ではリスが木の実を運び、森も忙しそうに秋の準備をしている。
ガラス越しの景色と薪の炎を眺めながら、ひと口ずつ味わう朝食。
どこに出かけなくても、ここにすべてがある。
11:00 火のそばで過ごす時間
本を読む。薪を割る。ストーブの火を見つめる。
どれも“なにもしない”ことのようでいて、
心の深いところを満たしてくれる行為。
炎を見ていると、不思議と心が落ち着いてくる。
テレビもスマホもいらない時間。
聞こえるのは、薪がはぜる音と、風にゆれる木の葉の音だけ。
13:00 煮込み料理をストーブにかけて
ダッチオーブンに根菜と手羽先、ローリエを入れて、
薪ストーブの上へ。
コトコトと音を立てて煮込まれていくスープの香りが、
家中に広がっていく。
こうして「ゆっくり火にかけて作る料理」もまた、
薪ストーブの醍醐味。
家族や仲間が揃えば、大鍋でシチューやグラタン、ピザもいい。
みんなで火を囲みながら食べる料理は、味だけでなく記憶に残る。
15:00 昼下がりのうたた寝
食後はソファにごろんと横になる。
足元はぬくぬくと温かく、火は静かにゆれている。
ストーブのそばで、読書のまま目を閉じてしまうなんてことも、
ログハウスなら許される贅沢。
17:00 少しずつ夕暮れの準備
陽が傾き始めると、森の表情が変わる。
西日を浴びた木々が黄金色に輝き、
ストーブの火もより赤く燃える。
外の気温が下がるのに合わせて、薪を足し、
夜に向けて火力を調整する。
窓辺の灯りがあたたかく、
外から見るログハウスはまるで童話の中の一軒家。
19:00 炎を囲んで夜を迎える
食欲の秋。夜は炭火焼きと赤ワインでゆっくり。
炎の前に椅子を並べて、音楽も流さず、ただ語り合う。
「火があるだけで、こんなに豊かになるんだ」と、誰かがつぶやく。
薪ストーブのある暮らしには、
「時間の感覚」が変わる瞬間があります。
朝は火を入れることから始まり、
夜は火を見送って眠りにつく。
機械仕掛けの暮らしでは味わえない、
“火と一緒に生きる一日”。
食欲の秋、祝日の今日。
あなたももし、どこかで「火が恋しい」と感じたら、
ログハウスでの、こんな一日を思い出してみてください。
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