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埼玉県林業技術者研修

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林業の魅力シリーズ第211弾:山をつくる——東京チェンソーズの挑戦

2025年4月11日

 

 

山をつくる——東京チェンソーズの挑戦

 

 

東京都檜原村。都心からわずか2時間の距離に、

都会の喧騒とはまったく異なる時間が流れる場所があります。

 

今日ご紹介するのは、そんな東京の“山奥”で、本気で山を育て、

森と共に生きる若者たちの物語-東京チェンソーズ。

 

彼らの挑戦を描いた一冊『山をつくる 東京チェンソーズの挑戦』は、

ただの林業本ではありません。

 

これは、人と森と未来をつなぐ、

新しい林業のかたちを教えてくれる物語です。

 

 

 

 

 

 

林業は、暮らしをつくることだった

 

「林業」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?

 

危険、重労働、儲からない……。

そんな“3K”の仕事だと思っている人は多いかもしれません。

 

でも、東京チェンソーズが取り組んでいるのは、森を耕し、未来の暮らしを育てる林業です。

 

間伐、植林、製材、そして木製品のデザインや販売。

 

一本の木が育ち、切られ、使われるまでのすべての過程に関わる・・・

そこには、自然と人の対話があります。

 

 

 

「山をつくる」という生き方

 

この本の魅力は、ただのビジネスモデルや成功例を紹介するものではないところにあります。

語られるのは、山に生きる決意と、仲間たちと築いていくコミュニティの物語です。

 

東京チェンソーズの面々は、チェーンソー片手に木を伐りながら、

地元の子どもたちと森を歩き、都市の人々に森の価値を伝えるイベントを企画し、

自分たちの暮らしも自分たちで作っています。

 

読みながら何度も心が動きます。

 

伐られる木々の静かな叫び、手のひらに残る木肌の感触、

汗をぬぐう夕暮れの山の風。

 

 

 

林業が変われば、社会が変わる

 

東京チェンソーズの挑戦は、「東京の林業」だけにとどまりません。

彼らの姿は、全国の過疎地、限界集落、地方産業の未来にとっての希望の象徴でもあります。

 

林業は、山と都市をつなぐ“血流”のような存在。

 

山が元気になれば、水が生まれ、生き物が戻り、街も潤う。

そして、そのつながりを回復させる主役こそが、林業の担い手たちなのです。

 

 

 

まとめ:この本が教えてくれること

 

『山をつくる 東京チェンソーズの挑戦』を読み終えたとき、

きっとあなたも「林業って、かっこいい」と思っているはずです。

 

そして、自分が日々使っている「木」の向こう側に、

誰かの汗や決意があることを思い出すでしょう。

 

この本は、林業に興味がある人だけでなく、「自然と共に生きること」や

「地域とつながる仕事」に関心があるすべての人に読んでほしい一冊です。

 

 

※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!

 ぜひご覧ください。

 

※職業人講和アーカイブ

 

※杉の特性を存分生かしたタイニーログハウス

 

※オンライン説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※現地説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※動画で昨年の埼玉県林業技術者育成研修の様子をチェック!


https://youtu.be/IUJ07_DTw3A

 

※動画でレクリエーションゲームをチェック!

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