※杉の特性を存分生かしたタイニーログハウス
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2025年7月3日
林業の魅力シリーズ第266弾
キノコと林業|森に現れるもう一つの恵み
梅雨時、森を歩けばふと足元にひっそりと顔を出すキノコたち。
実はこの“森の住人”たちは、
林業とも切っても切れない深いつながりを持っています。
ただの山の幸ではなく、
土壌の循環・樹木の成長・生物多様性において、
森のエンジニアとも言える存在です。
今回はそんなキノコと林業の関係を、
初心者にもわかりやすく紹介します。
キノコは木と共に生きている
多くのキノコは、樹木の根と共生する「菌根菌」。
代表例:マツタケはアカマツと共生しないと育たない。
キノコの菌糸は土中に広がり、水分や養分の吸収を助けている。
つまり、健全な森林づくりには菌類との共生が欠かせない。
林業とキノコの現場での関係
伐採跡地や搬出後の切株に発生するキノコは、
分解者として森の再生を助ける。
地域によっては、ナメコ・ヒラタケ・シイタケなどを
林内で栽培して副収入にしている林家も。
古木や朽ち木を残すことが、
キノコの発生と生態系維持につながる。
キノコは単なる山の幸ではなく、
森の健康を支える立役者でもあります。
菌類は木と共生し、土壌の環境を整え、
生態系の循環に欠かせない存在です。
林業に携わる私たちにとっても、
伐るだけではない“森の見えない働き”に
目を向けることは、
持続可能な森林づくりへの第一歩になるでしょう。
※令和7年度埼玉県林業技術者育成研修オンライン説明会(25/06/09)
※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!
ぜひご覧ください。
※職業人講和アーカイブ