※杉の特性を存分生かしたタイニーログハウス
※オンライン説明会(YouTubeライブ)アーカイブ
※現地説明会(YouTubeライブ)アーカイブ
※動画で昨年の埼玉県林業技術者育成研修の様子をチェック!
※動画でレクリエーションゲームをチェック!
2025年6月17日
林業の魅力シリーズ第255弾
金平亮三(こんぴら りょうぞう)-
台湾近代林業の基礎を築いた林学の巨人
人物プロフィール
氏名:金平亮三(こんぴら りょうぞう)
生没年:1882年1月1日 – 1948年11月27日
出身地:岡山県
職業:林学者、台湾総督府中央研究所林業部長、九州帝国大学農学部教授
活動と貢献
明治・大正期に林学を日本で学び、
台湾総督府にて中央研究所林業部長に就任。
台湾の植林・育林技術の研究と実践に取り組み、
森林保全・土壌保全・木材資源管理に貢献。
帰国後は九州帝大教授として後進の育成に尽力し、
日本と台湾両国での近代林業の基礎を確立。
戦後もなお、台湾植林地に残る香杉(かおりすぎ)の古木群は
金平の業績を今に伝えています。
林業への視点
自然と調和した人工林の育成、多様な森林経済の可能性を追求
学術と現場をつなぐ研究者像として、地域と研究を橋渡しした先見者
異文化の現地林業技術を取り入れ、
日本の森林管理にも影響を与えたパイオニア
印象的な言葉(関連引用)
台湾総督府が整備した香杉植林地の保存のために…
死後も残る木々が、彼の植林への情熱と責任を今も語っている。
※本人の直筆言葉に関する資料は少ないため、
後世に語り継がれる植林の足跡が「言葉」の代わりです。