2024年1月27日
みなさま、こんにちは。
令和6年1月25日と26日に、株式会社フォレストカレッジによる初めてのチェーンソー特別教育1月コースが開催されました。
定員いっぱいの男性12名が参加し、安全と技術の向上を目指す熱心な講習が行われました。
1月25日 第1日目 学科
チェーンソーの構造や取り扱い方、安全対策などについて学びました。
2024年最初のチェーンソー特別教育。定員いっぱいの活気あるスタートです。
二又木の切り方。二又木は異なる方向を向いたものと同じ方向を向いたものがあり、それぞれに適した切り方があります。
ガイドバーについて勉強しています。ガイドバーはチェーンソーの重要な部品で、
正しく選択することが安全性や作業効率に影響します。
ソーチェーンの取付方について学んでいます。ソーチェーンは適切な張り具合や向きで取り付ける必要があります。
1月26日 第2日目 実技
チェーンソーの操作やメンテナンス、玉切りや枝払い、伐倒などの実習を行いました。
目立て実習。目立てとは、ソーチェーンの刃先を研ぐことです。正確な角度を身につけるための専用治具を使用。
混合燃料の作り方をしています。混合燃料はオイルとガソリンを一定の割合で混ぜることで作ります。
混合燃料の作り方はチェーンソーの性能や寿命に大きく関わるので、しっかり覚えておきたいところです。
正しいエンジン始動方法。エンジン始動は正しい方法で行うことで事故を減らすことができます。安全な操作の基本。
玉切り実習。玉切りとは、伐倒された木から枝や皮を取り除き、所定の長さに切ることです。
玉切りでは通常の玉切りのほか、橋状や片持ち材などの特殊な状況に対応する切り方も学びます。
講師による丁寧な指導。ここまで細かく指導してくれる実施機関は他にそうありません。
枝払い実習。枝払いとは、伐倒された木から枝を取り除くことです。
枝払いではキックバックという現象に注意しなければなりません。
キックバックとは、ソーチェーンが枝などに引っかかってチェーンソーが急に跳ね上がることです。
キックバックは重大な事故につながるので、講師から安全な枝払いの方法を教えてもらいます。
伐倒実習。実戦さながらの集中的な学習。伐倒とは、木を倒すことです。
伐倒では木の状態や周囲の環境を考慮して、安全に目的の方向に倒すことができるようにします。
2日間の講習を終えた受講生の集合写真。新たな安全技術を持ち帰りました。
次回のチェーンソー特別教育は2月15日と16日に予定されています。
フォレストカレッジが新たにスタートしたこの講習は、林業の安全な見本となるよう精進を続けます。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。