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埼玉県林業技術者研修

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梅雨の森が教えてくれる林業の知恵|雨の日の作業・自然との向き合い方

2025年6月19日

 

 

 

林業の魅力シリーズ第256弾

 

雨の日に林業が教えてくれること

 

 

 

関東地方も6月10日ごろに梅雨入りし、

 

森はしっとりとした静けさに包まれています。

 

 

晴れた日の空と森も美しいですが、

 

濡れた緑の中で感じる「命の水」の存在は、

 

私たち林業者にとって特別な意味を持ちます。

 

 

林業において雨は、時に作業の妨げとなり、

 

時に森の力を育む恵みともなります。

 

 

私たちにとって雨の日は、自然の声に耳を傾け、

 

立ち止まって考える大切な時間でもあります。

 

 

 

 

 

 

雨の日は木が“重くなる”

 

雨を吸った木は水分を含み、重量が増して危険が増大します。

このような日は無理に作業をせず、

安全を最優先する判断が求められます。

“自然と相談して進める”のが、私たちの林業スタイルです。

 

 

 

雨の森は音の表情を変える

 

ザーッという雨音の下、鳥の声が遠ざかり、

葉を伝う水の音、濡れた土の匂いが立ち上る…。

 

そんな雨の森にいると、「森の時間」は晴れの日とは

まったく違うリズムで動いていることに気づきます。

 

 

 

雨は木を育て、森を守る

 

梅雨の雨があるからこそ、

木々は夏に備えて養分をたくわえることができます。

 

雨の多いこの時期、地面の下では根が活発に動き、

見えない営みが森を支えているのです。

 

 

 

雨天中止の日も“林業の一部”

 

林業は山に入るだけではありません。

雨で外に出られない日は、刃物や機械の整備、

目立ての確認、安全教育の見直しにうってつけ。

「動けない日」を「備える日」に変える力も、林業の知恵です。

 

 

 

木々に雨が注ぎ、葉がきらめき、

 

森が静かに呼吸する梅雨の季節。

 

 

自然は、休むことなく循環を続けています。

 

 

私たち林業者もまた、そのリズムに寄り添いながら、

 

今日も学びを重ねていきます。

 

 

 

 

 

 

※令和7年度埼玉県林業技術者育成研修オンライン説明会(25/06/09)

 

※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!

 ぜひご覧ください。

 

※職業人講和アーカイブ

 

※杉の特性を存分生かしたタイニーログハウス

 

※オンライン説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※現地説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※動画で昨年の埼玉県林業技術者育成研修の様子をチェック!


https://youtu.be/IUJ07_DTw3A

 

※動画でレクリエーションゲームをチェック!

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