※杉の特性を存分生かしたタイニーログハウス
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2025年6月16日
【林業の魅力シリーズ第254弾|月曜・技術革新編】
AI×ドローンによる空からの再森林化-
“植える”を10倍速にする林業革命
近年、世界中で注目を集めているのが、
AIとドローンを活用した「空からの植林」技術です。
これは、植林効率の飛躍的向上と、
再森林化の新しい形を切り開く技術革新として、
日本でも実証実験が始まりつつあります。
技術の仕組み
AIが植林に適した地点を地形・土壌・環境データから解析
ドローンが自律飛行し、種子を含んだシードポッド(生分解性)をピンポイントで投下
投下後は発芽率・土壌状態・成長率などを継続的にモニタリング
これらをすべて自動・遠隔操作で行える時代が、すでに始まっています。
なぜ注目されているのか?
人手不足の解消:危険地・急斜面・山奥でも作業可能
作業効率の向上:1日で約1万本分のシードポッドを投下可能
環境負荷の低減:バイオポッドで環境にやさしく、地表を傷めない
カーボンニュートラル推進:再森林化の速度が、温室効果ガス吸収速度を加速
実証地域と展望
日本では熊本・山形・長野などで一部実証。
海外では英国、カナダ、東南アジアなどで国家プロジェクトとして導入。
今後は国内の国有林・荒廃地・山火事跡地などで導入が見込まれています。
未来の林業は「空から」始まる
山の奥まで足を運ばずとも、森を育てる時代。地形を読み、種を撒き、
成長を見守るのは、AIとドローン。
それは“人”がもっと安全に、もっとクリエイティブに働くための進化でもあります。