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埼玉県林業技術者研修

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森林ドローンの進化-自律飛行による高精度な森林データ収集

2025年5月12日

 

 

森林ドローンの進化-

 

自律飛行による高精度な森林データ収集

 

 

月曜日は、未来の林業や建築、森林・自然・地球・人間に

 

関わる技術革新を紹介する日です。

 

 

第229弾では、これまで人の手と足に頼ってきた

 

森林調査を大きく変える新技術、

 

自律飛行ドローンによる森林データ収集に注目します。

 

 

「飛ぶだけではなく、森の中を自ら判断して飛ぶ」ドローンが、

 

林業の未来を切り拓こうとしています。

 

 

 

 

 

 

自律飛行ドローンとは?

 

従来のドローンは、GPSを基準とした航行が中心でした。

 

しかし森林内部ではGPSが届きにくく、

空間が狭く障害物も多いため、

運用に限界がありました。

 

そこで近年登場したのが、

センサーとAIを搭載した自律飛行型ドローンです。

 

障害物を回避しながら森林内を自動飛行

樹木の位置や高さ、胸高直径(DBH)を高精度に測定

人が入りにくい場所も安全に調査可能

 

森林内を“自分で考えて飛ぶ”ドローンが実用段階に入っています。

 

 

 

林業への応用とメリット

 

この自律飛行技術の進化により、

林業のさまざまな場面での活用が期待されています。

 

森林資源の効率的な把握

木の本数、成長状況、地形の詳細などが短時間でデータ化

 

危険な現場のリスク軽減

急傾斜地や崩落の恐れがある場所でも人が入らずに調査可能

 

災害対応の迅速化

台風・大雨後の被害把握や倒木の位置特定などに活用

 

データの蓄積と予測分析

同一箇所を定期的に記録することで、森の変化を追跡し予測に活用

 

 

 

実際の技術動向と展望

 

2024年以降、複数の大学・研究機関・企業がこの分野に参入しており、

小型・軽量なドローンによる高精度な森林調査の実証実験が進んでいます。

 

AIによる樹種分類の自動化

3Dマップ生成による空間把握

自動伐採機との連携なども視野に

 

森林管理は「経験と勘」から、「データと科学」へ。

その中核を担うのが、この自律飛行型ドローンです。

 

 

 

森林の未来を支えるのは、

 

空を飛びながら森を“読む”ドローンたちかもしれません。

 

 

木を見て、地形を知り、森の声をデータとして記録する。

 

この新しい技術は、林業の精度と安全性を飛躍的に高め、

 

未来の持続可能な森づくりへとつながっていきます。

 

 

森を飛び、森を診る。

 

林業とテクノロジーの融合が、また一歩進み始めました。

 

 

※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!

 ぜひご覧ください。

 

※職業人講和アーカイブ

 

※杉の特性を存分生かしたタイニーログハウス

 

※オンライン説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※現地説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※動画で昨年の埼玉県林業技術者育成研修の様子をチェック!


https://youtu.be/IUJ07_DTw3A

 

※動画でレクリエーションゲームをチェック!

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