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埼玉県林業技術者研修

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山の神講とは?地域に根ざす森の信仰と安全祈願の伝統行事

2025年6月11日

 

 

 

【林業の魅力シリーズ第251弾】

 

山の神講 ― 森と共に生きる祈りのかたち

 

 

 

山に入る人々が古くから大切にしてきた風習、

 

それが「山の神講(やまのかみこう)」です。

 

 

山の神講は、林業や狩猟、山菜採りなど

 

山と関わる暮らしの中で、山の恵みに感謝し、

 

山の安全を祈願するために行われてきた伝統的な信仰行事です。

 

 

 

 

 

 

地域によって異なる開催日

 

山の神講の日付は全国共通ではなく、地域ごとに異なります。

 

千葉県の房総地方では、1月7日と12月7日が講日とされ、

山に入ることを控え、山の神に供物を捧げる習慣があります。

 

岐阜県東白川村では、旧暦の2月7日と11月7日に「山の講」が行われ、

集落の男性が集まり、神前に供物を供えたあと直会(なおらい)を

開く伝統が残ります。

 

山梨・神奈川・新潟などでは、毎月17日を山の神の日とし、

その日は山に入らないという風習もあります。

 

このように、山の神講は地域ごとの自然観や暮らし方に

根ざした風習であり、特定の日付に固定されるものではありません。

 

 

 

山の神とは?

 

「山の神」は多くの場合、女性神として信仰されており、

春に山から里へ下りて田の神となり、秋に再び山へ帰るという

日本の民間信仰に基づいています。

 

山での作業の安全、獣害の防止、豊かな実りなどを祈る対象として、

山の入口や山中に小さな祠(ほこら)や石碑が建てられている地域も

多く見られます。

 

 

 

現代に受け継ぐ意味

 

機械化が進んだ現代の林業においても、

「山の神講」は自然に対する畏敬の念を忘れないための

重要な節目として続けられています。

 

人と森の関係が希薄になりがちな今こそ、

このような伝統的行事を見直し、森林とのつながりを

再認識する機会として活用することが求められています。

 

 

 

現地説明会のお知らせ

 

令和7年度 埼玉県林業技術者育成研修の現地説明会を、

6月15日(日)に開催します!

 

森林の現場を実際に歩き、カリキュラムの特徴や研修施設を

体験できる貴重な機会です。

 

林業を志す皆さん、未来を変える第一歩を踏み出してみませんか?

 

日程:2025年6月15日(日)

 

場所:株式会社FOREST COLLEGE(埼玉県寄居町)

 

お申し込み・詳細は公式HPまで → http://www.young-leaves.com/

 

 

 

 

 

 

※令和7年度埼玉県林業技術者育成研修オンライン説明会(25/06/09)

 

※令和6年度埼玉県林業技術者育成研修40日間のダイジェスト!

 ぜひご覧ください。

 

※職業人講和アーカイブ

 

※杉の特性を存分生かしたタイニーログハウス

 

※オンライン説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※現地説明会(YouTubeライブ)アーカイブ

 

※動画で昨年の埼玉県林業技術者育成研修の様子をチェック!


https://youtu.be/IUJ07_DTw3A

 

※動画でレクリエーションゲームをチェック!

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