

2025年11月6日
チェーンソー特別教育 in 上尾運動公園
2025年11月4日・5日、埼玉県内の20の公営公園から24名の
職員が集まり、公益財団法人埼玉県公園緑地協会主催による
「チェーンソー特別教育」が開催されました。
安全衛生規則の改正以降、チェーンソーを扱うすべての業種で
法令遵守と安全意識の向上が求められています。
本講習では、学科から実技まで、単なる「知識の習得」に
とどまらず、“現場で使える技術”を身につけることを目的に、
2日間にわたり徹底指導を行いました。
講習の様子と解説
写真とともに、講習のポイントを紹介します。
学科講習からスタート(1日目)
「初日は学科からスタート。
埼玉県の各公園から集まった24名の受講者。
真剣な眼差しで講義に臨みます。」
「2020年の安全衛生規則改正点を確認し、安全意識をアップデート。
『知らなかった』では済まされないことばかり。」
実技講習で“実践力”を磨く(2日目)
「1台のチェーンソーを複数人で使う場合、
誰が研いでも同じ切れ味に仕上がるような治具(じぐ)が必要。
この治具が“安全と効率”を支えます。」
「正しい燃料の入れ方。
簡単そうに見えて事故の要因になりやすいポイントです。」
「チェーンソー作業には下肢の切創防止用保護衣の着用が義務。
自分の命を守る装備、怠ってはいけません。」
「正しいエンジン始動法。
姿勢や周囲の確認も重要。
皆さん説明に集中しています。」
「玉切り練習でアクセルワークを習得。
安全な姿勢とリズムが命です。」
「参加者が多かったので、私も車椅子から離れ現場指導。
橋状や片持ち材の切り方を丁寧に解説しました。」
「枝払い練習も実施。
この専用練習機は持ち運び可能で、出張講習にも最適な優れモノ。」
「伐倒デモンストレーションでは、
実際に木を倒しながら“ありがちな失敗例”を交えて説明。
安全への理解が深まります。」
安全を“現場”へ持ち帰るという使命
2日間を通して、参加者全員が「安全とは何か?」を
実体験を通して深く理解したことと思います。
この知識と技術を、それぞれの公園、
そして現場へと持ち帰り、
日々の業務に活かしていただけることを願っています。
「やってはいけないことを、やらない。」
その基本を守ることが、自分の命を守り、
仲間を守る第一歩です。
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彩ちゃんの安全物語 第10話が公開されました。
トラブルのあとに見えたもの―― 『彩ちゃん、現場で学ぶ“支え合い”』
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